花粉症の検査ですぐ分かる方法は?何科を受診すればいいの?

毎年なんとか花粉症をやり過ごしていたけど、もうこれは「花粉症」だ!
と思ったなら思い切って病院に行くのがおすすめです。

そうすれば花粉症と分かってすっきりするし、なにより適切な治療を
受けられるので楽になりますよ♪

でも花粉症って検査で分かるものなの?
そもそも花粉症って何科に行けばいいのでしょうか?

何をどうするのか分からない状態で初めての病院に行くのって
ちょっと恐いですよね。

でも事前にどんな検査をするのか、どれくらいの費用がかかるのかが
分かっていれば安心ですね!
 

花粉症の検査や治療は何科に行けばいいの?

花粉症の検査や治療で病院に行く場合は症状ごとに行く科を決めましょう。

例えば

目のかゆみ、目やにが辛い→ 眼科
くしゃみ、鼻水→ 耳鼻科
のどが炎症してたんがでる→ 耳鼻咽喉科
全体的に色々な症状が辛い→ アレルギー科

総合的に花粉症を見てもらいたいならアレルギー科がおすすめ。

もし近くの病院にない場合は、花粉症の主な症状は鼻・目のことが多いので
耳鼻科、もしくは眼科に行く人が多い傾向にありますね。

もし去年から症状が出ている場合はシーズン前に行くのがおすすめです。

検査、診断を待っている間にも症状が出て辛くなるので、シーズン前であれば
症状が出る前に対策が練れますよ。

ただしこの時期アレルギー科は檄混みです!早めの予約・診療を計画しましょう。



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花粉症はどんな検査をするの?費用はどれくらい?

花粉症なんてあいまいなもの検査で分かるものなのでしょうか?
そう思っていた私は素人でした・・・^^;

花粉症は体の自己免疫が過剰に反応してしまうことによって引き起こされるので
きちんと化学検査で判定できる症状なのです!

では病院に行くとどのような検査が行なわれるのでしょうか?

●血液検査
主にIgE値と6~10項目のアレルゲンに対する反応を調べます。
IgE値とは花粉に対してアレルギー反応を起こす抗体のことです。

これが体内にたくさんあるということは異物に対してアレルギーを
起こしやすい体であるということがわかります。

それに加えてどのようなアレルゲンに反応するか調べるわけです。

病院によって検査する項目が異なるのでまちまちですが、検査費用は
保険が適用され、3,000~5,000円くらいが相場です。

保険が適用されるのは症状を伴う「検査」の場合です。

症状も出ていないのに花粉症になっていないか心配だから~といって
検査だけ受けようとすると保険が適用されないので注意してくださいね^^;
 

●皮膚テスト
皮膚の反応を調べるテストでいくつか方法があります。

プリックテストもしくはプリックテスト
皮膚に軽く傷を付けてアレルゲンを乗せ、反応があるか検査します。
その場ですぐに結果が見えるのが特徴です。
検査費用は1項目ごとに約420円です。
皮内テスト
アレルゲンを皮膚に注射して反応を見ます。
こちらもすぐに結果が分かります。
検査費用は1項目ごとに450円前後です。
皮膚のパッチテスト
アレルゲンを皮膚に貼り付け2日くらいしてから様子を見ます。
皮膚テストは、パッチテストを除きすべて結果が出るのが早いのがメリットです。
しかしアレルゲンを付けるのでかゆくなることもあります・・・。

すべて何項目か検査するので合わせると2,000~4,000円位を見ておきましょう。
 

●鼻粘膜誘発テスト
鼻の粘膜に花粉エキスを付けて様子を見る検査です。
でもこれって検査と言うより実験ですよね・・・。

花粉症だったらつらい検査であることに間違いありません。
検査費用は2,000~3,000円くらいです。
 

色々な検査方法がありますが、すぐに結果が分かり比較的安価なのは
皮膚テスト、鼻粘膜誘発テストです。しかし検査後が辛いという
デメリットもありますね。

一方、血液検査は少し費用がかかるうえに検査結果が一週間くらい
かかることもあります。でも検査内容としては楽で、結果も数値で
はっきり分かるというメリットもあります。

とはいっても両方とも、「花粉症かどうか分からない」時にする検査ですね。

他の病気かも知れない、他のアレルゲンが原因かも知れないという時には
有効ですが、あきらかに花粉症と分かっている場合だと検査したところで
「・・・ですよね~」となるだけです^^;

検査が必要かどうか先生とよく相談して決めましょう。



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