お盆のお供え物のお団子っていつ供えるか知っていますか?
「えっ、お盆のときならいつでもいいんでしょ?!」
と思ったあなた!
実はお盆のお供え物のお団子って3種類もあるんですよ!
お盆のお団子の種類が分かれていることを知っていたあなたも、
知らなかったあなたも、いざという時に知らなくて恥ずかしい思いを
しないようにお盆のお団子の種類についてご紹介します。
また、基本の白団子とタレ付き団子のレシピも合わせてご紹介しますので
是非、今年のお盆には手作りの団子を作ってお供えして下さいね。
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お盆のお団子の3つの種類とは?いつ供えるものなの?
お盆にお供えするお団子には、3つの種類があって
いつ供えるのかも決まっているのです。
まず最初にお供えするのは “お迎え団子” です。
これはお盆の初日、13日にお供えします。
地域や宗派によっては12日から供える場合もあります。
現代ではお盆の期間中、ずっとこのお迎え団子を供えたまま
という場合もありますが、もともとは日によって変えていくんですよ。
この “お迎え団子” は、シンプルな白団子の他にも、
あんこや甘辛いタレ付きなどを用いられています。
その次は “お供え団子” です。
「おちつき団子」「お供え餅」と呼ばれることもあります。
帰ってきた先祖が滞在する14~15日に供えます。
滞在中のご先祖に「ゆっくりしていってくださいね~」
という気持ちを込めてお供えするものですね。
代表的なものとしてはシンプルな白い団子です。
串に刺さったタイプの物ではなく、お月見でありそうな
ピラミッド型に積み上げたものを指します。
地域によっては「おはぎ」を供えるところもあるんです。
お彼岸みたいですよね。
そして最後に “送り団子” です。
これは盆明けである16日に供えます。こちらも地域や宗派によっては
前日の15日に供えることもあります。
シンプルな白い団子であの世に戻っていく先祖を送るためのお団子です。
こうして見るとお供え物の団子というだけでも、それぞれ意味や目的によって
供える種類を変えているんですね。
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作ってみよう!お盆のお団子の作り方
お盆のお供えのお団子はもちろん市販の物を買ってきて準備してもいいのですが、
それぞれの日にちに合わせたお団子を買ってくるのも意外と大変なものです。
今年のお盆には手作りしたものをお供えしてみるのはどうでしょうか?
手作りすれば、基本は同じ形なので日にちに合わせてアレンジするだけでOKですよ。
・上新粉もしくは米粉
・水
【作り方】
①上新粉に少しずつ水を加えて耳たぶくらいの硬さにします。
ここでのポイントは水を少しずつ加えること!
粉っぽいかな~と思っていても混ぜていると思ったよりまとまってきます。
水を入れた直後の感じでどんどん足してしまうとベタベタになってしまいます。
戻すために粉を加えて・・・と繰り返していくうちにどんどん量が増えてきて
しまうので、慎重に水を足しましょう!
②クッキングシートの上に、飾る形どおりに積み上げていきます。
それをそのまま蒸し器に入れて強火で8~10分蒸せば完成!
これで基本の白団子が作れます。お供え団子・送り団子に使えますね。
目安としては370gの粉でちょうど良い大きさの35個のお団子2対が用意できます。
地域によって積み上げる数が決まっているので、それに合わせて1つのお団子の
大きさを決めれば調整できますよ。
お迎え団子はタレ付きを供えることが多いですが、どのように作れば
いいのかというと、基本の白団子にタレを掛ければいいだけです!
タレの作り方はいたってシンプル♪
簡単に電子レンジで作ることができますよ^^
・砂糖・・・30g
・醤油・・・大さじ2
・みりん・・・大さじ2
・片栗粉・・・大さじ1/2
・水・・・大さじ3
【作り方】
①耐熱容器に水と醤油・みりんを入れます。
②そこに砂糖3と片栗粉を加えてよく混ぜ合わせます。
③ラップをかけて2~3分レンジでチンして混ぜたら完成!!
このタレを先ほど紹介した、基本の白団子にかければ立派なお迎え団子です。
お迎え団子の場合は積み上げなくても大丈夫。
適量お皿に盛って上からタレをかければOKです。
意外とお団子作りって簡単ですよね^^
ただし、積み上げるためには何個も作らなければいけません。
小さいお団子を何十個も・・・というと少し骨の折れる作業になります^^;
このお団子作りもお盆の家族のイベントの一つにしてみてはいかがでしょうか?
お子さんとワイワイ言いながら作るときっと夏の良い思い出にもなりますし、
お盆にお団子を供えることも教えることができますね^^
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