ここ数年よく聞くようになった、「真夏日」に「熱中症」
夏になると、特にニュースなどの報道で、熱中症で倒れてしまった
方たちのことを耳にしますよね。
真夏の熱中症は、特に、日光の照り返す地面に近い乳幼児や、
水分をあまり摂取せず、汗をかきにくい老年層に多いのですが、
梅雨時期の熱中症には、どんな年代の人たちも、要注意です。
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梅雨の時期なのに熱中症になるのはナゼ?原因は?
梅雨というと、心地よい暖かさと湿度のある春から、空が真っ青になって
大陽がギラギラ照る夏の間にやってくる、雨降りの日本特有のもので
あることは皆さん、よくご存知かと思います。
では、なぜ「雨が降っているのに」「空は曇っているのに」
「直射日光に当たっていないのに」熱中症にかかってしまうのでしょうか。
一番の理由は、身体が、まだ梅雨の天候に追いついていない、ということです。
春は、湿気も少なく、温度も過ごしやすいため、なかなか通常の家庭では、
エアコンを使用することも少ないですよね。
梅雨が近づいてくると、どんどん気温は上がってきます。
台風とは異なるので、風もあまり吹きません。
そんな気候に、わたしたちの身体はまだ慣れていない上、
梅雨に向けてのお家の支度をしていません。
更に、汗は、発汗して、それが蒸発し、体温を下げてくれる効果があるものですが、
梅雨時期は特に湿気が多いため、汗があまり蒸発せず、体温を逆に上げてしまうんです。
こんな小さな油断や理由から、熱中症にかかってしまう恐れがあるのです。
参考ページ:「熱中症かも?!どこを冷やすといいの?効果のある部位は?」
梅雨時期に熱中症になるとどんな症状が出るの?
熱中症といえば、本当に重篤な症状になると、命を落とす危険性があるのは
周知のことですが、こんな症状が出てはいないか、チェックしてください。
- やたら大量に汗をかいていませんか?
- 体温が急に上がっていませんか?
- なんだか目眩がしたり、身体が怠くて重くはないですか?
- 思い当たる節のない筋肉痛や、筋肉の痙攣はないですか?
- 身体や手足が痙攣したりうまく動かせないことはありませんか?
- 頭痛や吐き気、もしくは嘔吐はありませんか?
- 意識は朦朧としていませんか?
これらの症状、熱中症を疑うべき症状です。
参考ページ:「熱中症の応急処置と危険な場合に救急車が到着するまでの救急処置とは?」
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梅雨の熱中症の予防と対策とは?どんな注意をすればいいの?
身体や首を冷やす、部屋のクーラーをつける、汗をふき、経口補水液などを飲む、
など、早めの対処をしましょう。
ひどいときにはもちろん、すぐに病院へ行ってくださいね。
さて、油断ならない室内での熱中症ですが、お手軽に予防して、
熱中症対策をしましょう。
まず、「気候に慣れない身体」は、極端な運動から熱中症にかかる原因の一つです。
身体を動かす必要のあるときには、最初にストレッチや軽い体操をしましょう。
お部屋は、なるべく窓を開ける、など、換気を心掛けましょう。
除湿機があるご家庭は、それも是非活用してください。
参考ページ:「梅雨のお部屋の湿気対策!除湿機を使って効率的に除湿する方法」
最後に、水分です。熱中症にかかる人が増えたこの頃は、熱中症グッズも
たくさん販売されています。
とにかく水分が大切!と言って、お水やお茶ばかり飲んでいても意味はありません。
汗をかいて、汗を蒸発させて体温を下げることが大事なのですから、
汗の成分である、塩分は必須です。
それらを簡単に補える経口補水液は、ドラッグストアなどでも気軽に買えますが、
家族が多くて、出費がー!と言う方、今は、塩レモンキャンディなども、
スーパーなどで見かけます。
お水×塩レモンキャンディ、お茶×梅干し、なんていうのも簡単に塩分と水分を
摂取できる対策ですね。
とはいえ、塩分の取り過ぎにも、気をつけましょう。
「熱中症計」というのをご存知ですか?
熱中症になりやすい環境かどうかを熱中症指標値(WBGT近似値)を算出して
知らせてくれるので熱中症の予防に効果的なアイテムです。
持ち歩ける携帯型もありますので、外出時の熱中症対策に
活用してみるのもおすすめです。
他にも卓上型など色々なタイプの「熱中症計」がありますよ^^
「熱中症計」をチェックするならコチラ>>
このように梅雨の時期でも熱中症に罹ってしまうこともあるので
梅雨の季節は体調管理をしっかりと行って健康的に梅雨明けを迎えましょう。
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