七夕に使う笹と竹の違いは何?使うのはどっちがいいの?

短冊などの七夕飾りを結びつけるのは知っての通り笹ですね。

笹の葉さ~らさら~♪軒端に揺れる~♪って歌にもありますよね。

ところで「笹」と「竹」の違いって知っていますか?

実は、この2つの違いはとても曖昧なのです。
一般的に言葉として使い分ける分には、どっちでもいいそうなんですよ!



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まず、大きな違いとしては「育ち方」が違います。

竹は、タケノコがグングン大きくなっていくにつれ、皮がすべて剥がれ落ち、
茎の部分がツルツルしているのに対し、笹は成長しても
この皮が剥がれ落ちずに残っている、という点です。

これは見た目で判断ができそうですね。
 

次に「葉っぱ」に違いがあります。

植物の葉の面全体には葉脈という筋が走っているのですが
その葉脈が竹は格子状で、笹は並平なんです。

こちらも見た目で判断できそうですね。
 

そして次は、「原産」の違いです。

笹は、日本に古くからある特有の植物であるのに対し、
竹は、アジアの温帯性気候で広く分布しており、
中国が原産だと言われています。

さらに、竹は暖かいところにしか見られませんが、
笹は寒冷地にも見られるというところです。
 

最後は「大きさ」の違いです。

基本的には、竹は大きくて、笹は小さいというところです。
しかし例外もあるので、はっきりとは言えません。
 

結局のところ、茎の部分を利用したものが「竹」で、
葉っぱの部分を利用したものが「笹」といってもOKなので
どっちでもいいということになってしまうのですね。

実際の七夕飾りでは、竹も笹も両方使われているのが現状です。

なので、笹でも竹でもそれぞれのご家庭に合った大きさのものを
選ぶといいと思いますよ^^



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