年末が近づくと何かと気ぜわしくなってきますよね。
できれば早めにできることはやっておきたい・・・!
そんな年末の準備の1つが「お歳暮」ですね。
今年からお歳暮を贈る立場になった!例えば新入社員や結婚したばかりの人、
家族から頼まれるようになった・・・
そんな方も多いのではないのでしょうか?
でも初めてだと、そもそもお歳暮って何?
ってところから始まりますよね。
しっかりこなすためにもお歳暮について正確に知っておきましょう^^
お歳暮の由来って知っている?どうして贈られるようになったの?
お歳暮というと、年末に物を贈るんでしょ~
ハムとか・・・そんなイメージですよね。
でもこの習慣ってどんな由来があるのでしょうか?
年越しのためのお祭り「御霊祭り(みたままつり)」が起源とされています。
これは新年を迎えるにあたって行なわれる年末の行事で、
塩鮭や数の子、干物などをご先祖に供える日本古来の風習でした。
しかし他の家に嫁いだ娘や分家の人は、本家に出向いて
お供えに参加することがなかなかできません。
それで供え物を本家に送るようになり、それが変化していって
お世話になっている親族に贈り物をするようになったのです。
「歳暮」=「年末」を意味することから「歳暮回り」と呼ばれていましたが、
だんだん贈り物自体を「お歳暮」と呼ぶようになりました。
今では簡単に言えばお歳暮は一年間お世話になった人へ
「また来年もよろしくお願いします」
という気持ちを込めて贈る贈答品として知られています。
由来からも分かるように一年を締めくくる行事なんですね。
スポンサードリンク
お歳暮の時期って正確にはいつからいつまで?
こういう季節の贈り物っていつまで!という期間がはっきりしている
ことが多いので贈る時期のマナーはきちんと知っておきたいところですね。
お歳暮は年末に贈るのが基本というのは分かるけど、正確には
いつからいつまでに贈るのでしょうか?
お歳暮は12月13日から12月25日頃までに届けるように準備します。
というのもお歳暮は年末の準備のための物。
日本古来の流れだと12月8日の事始めからお正月の準備を始めます。
でもまた届けるには早い!!
13日には「すす払い」といって家や仏壇を綺麗にします。
この綺麗になってから贈り物を届ける方が良いと考えられていたため、
12月13日以降となったのです。
そしてお正月が近い25日くらいまでには届けるようにしましょう。
ただしお歳暮を贈る時期は地方によっても若干変わってきます。
例えば関西では12月初旬から贈られていたり・・・
最近では、年末は相手方も忙しいのでという理由で11月に贈ったり・・・
早めに準備する傾向にあるようです。
お正月に食べてもらうための生鮮食品であれば話は別ですけどね^^;
その場合はもちろんもっと年末に、相手に伝えたうえで
お届けするのが良いでしょう。
スポンサードリンク
お歳暮は誰に送るの?上司?それとも親族?
さてここが一番気になるところです。お歳暮の準備よろしくね~
なんて言われても、「え・・・誰に準備すれば良いの?」
ってなりますよね^^;
そこで、これでいいですか?と聞くにしてもあまりに突拍子もない
人選をすると本当に何も分かっていない子って思われてしまいます。
ある程度は知っておきたいポイントですね。
一年間の感謝を表すためなので基本的には自分と同等、
もしくは目上の相手に贈ります。
例えば親戚・上司・取引先・仲人・先生などですね。
ここでいくつか注意点も!
会社であれば取引先に送ることがありますが、贈答品は何かと
トラブルになりがち・・・という理由から一切の贈答品のやり取りを
禁止している会社もあります。
これまで贈ったことのない取引先に贈る場合は
上司や先輩に確認した方が良いでしょう。
同じような理由から公務員は贈答品受け取りを禁止しています。
公立の学校の先生などに贈ると相手は受け取りを拒否しないと
いけないので手間を掛けてしまうことも!
もちろん個人の習い事の先生などはOKですよ。
また悩むのが結婚している場合、それぞれの親にお歳暮を贈るかどうかです。
義理の両親に贈るのがマナー!という決まりはありません。
もちろんとーってもお世話になっている相手ではあるんですが・・・
きちんと形式だってお歳暮という形で表すのもアリ。
他のタイミングで感謝の気持ちを表す方が気持ちを込められると
思うのであればそれもアリ、各家庭次第のところがありますね。
こんな感じで一年を振り返ると誰の顔が浮かびますか?
こうしてお歳暮を贈る相手を考えてみましょう!
スポンサードリンク