お歳暮を手渡しするときのマナー!挨拶の仕方はどうすればいいの?

誰に贈ろう?何を贈ろう?こんな試行錯誤の末、やっと準備したお歳暮。
ふー、これで一安心・・・。と思いますよね。

実は、相手に渡すまでが「お歳暮」です。

購入した先でそのまま郵送というのが一般的ですが
本来お歳暮は手渡しするものなのです。

もし「この方へのお歳暮はちゃんと手渡ししてきてね」
なんてお願いされたらどうやって渡せばいいの?!
とちょっと慌てちゃいます。

でもこんなときもスマートにこなせると素敵ですよね。

マナーを知っておくだけでも、いざというときに役立ちます!
お歳暮の手渡しマナーを押さえておきましょう。



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お歳暮を手渡しする時に覚えておくべきマナーとは?

お歳暮を手渡しするということは訪問マナーもしっかりと
押さえておく必要がありますね。

訪問までのステップを見てみましょう。

訪問の約束をする
基本的には訪問の約束をしてから伺いましょう。
もし急に行くことになったとしても電話で連絡を入れます。

その場合は、玄関先で結構ですので・・・というふうに
訪問が相手の迷惑にならないようにします。

時間は朝晩や食事時を避けましょう。
午前中であれば10時~11時、午後であれば2時~4時くらいが良いでしょう。

ただでさえ忙しい年末です。できるだけ相手の都合に合わせて
訪問にするよう心がけましょう!

お歳暮を持って行く準備をする
手渡しする場合は熨斗が外から見えるよう「外熨斗」にしておきます。
当日持って行くお歳暮は風呂敷に包みます。包み方は平包みがベストです。

風呂敷の包み方はとても簡単!
品物を風呂敷の中心置いて、1つの端をかぶせます。
次にその左右の端をかぶせて、最後に向かいの端をかぶせればOK!

これだと結んでいないので、渡すときにさっと風呂敷をほどくことができて
スマートに渡すことができますよ^^

風呂敷が正式なマナーですが紙袋で代用してもOKです。

当然ですがお歳暮をそのまま裸で持って行くのは
マナー違反なので気をつけましょう。

渡すときのマナー
ついつい慌てて、玄関先で「これどうぞ!!」なんて
紙袋のまま渡さないように!もうこれって色々アウトです。

まず訪問を約束していたなら玄関先ではなく部屋に通されて
ご挨拶をしてから渡します。

もし急な訪問で、玄関先だけで失礼するなら玄関先で渡してもOKですが、
これも慌てずにきちんとご挨拶をしてから渡しましょう。

また渡すときは風呂敷や紙袋から出して、熨斗の表書きが相手から
読めるような向きに直してから渡します。

親しい間柄でやってしまいがちなのが
「あっ、これ入れてきた紙袋ね~。大きいし使いやすいからこれも使って♪」
なんて気持ちを込めて紙袋も一緒に渡さないようにしましょう。

あくまで紙袋は持ち運びのための物。
自宅で手渡ししているのにそれを渡してしまうのはマナー違反です。



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お歳暮を手渡しするときってなんて言えばいいの?

さて、「渡すときには挨拶をしてから・・・」とさらっと書きましたが、
この挨拶って結構やっかいな物。なんて言えば良いんでしょうか?

よく物を渡すときに言う「これ、つまらない物ですが・・・」?
それともお歳暮でいうお決まりのフレーズってあるんでしょうか?

絶対言わなければいけないフレーズはありませんが、一年の感謝を表す
お歳暮なのでそのことを含めると良いでしょう。

例えば
「本年も色々とお世話になりました。
 本当に○○様にはお世話になりっぱなしで家族共々感謝しております。
 これは形ばかりですがお礼の気持ちです。」

なんて実際にあった思い出話を交えながら言うと良いでしょう。

また品物がちょっと特別なら
「○○様がお好きだと伺いましたので・・・」
とか
「実は最近話題になった○○を見かけましたので、
 ぜひ召し上がっていただきたいと思いまして・・・」

なんて相手に合わせて選んだことをさりげなく伝えても良いでしょう。
もし中身が生ものや要冷蔵のものならそのことを伝えると親切ですよ。
 

こうしてみるといくつかポイントを押さえれば手渡しも
そんなに難しいことではありませんね。

すべて手渡しするのは難しいですが、この機会に顔を見せたい相手や
挨拶したい相手にはお歳暮を手渡ししてみるのはいかがでしょうか?



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