お歳暮のお返しのマナーとは?お礼状の書き方と例文をご紹介!

昔はただひたすら贈ることしか考えていなかった「お歳暮」
それを受け取る側になったとき「大人になったものだなぁ」と
しみじみと思うかもしれませんね。

お歳暮は「日ごろの感謝を表すもの」なので、その感謝の気持ちが
素直に嬉しいですよね。

でもお歳暮って受け取った側は何をするんでしょうか?
お返しやお礼のマナーってあるの?

せっかくお歳暮を受け取るようになっても、受け取る側のマナーが
できてないと恥ずかしいですよね^^;

お歳暮を受け取ったならお返しやお礼はどうするのか見てみましょう。

お歳暮にお返しは必要?お返しのマナーとは?

そもそもお歳暮を受け取ったらお返しが必要なのでしょうか?

いいえ必要ありません。基本的にお歳暮は目上の人に感謝を表すための
お礼の品なので、お返しをするものではありません。

しかしお歳暮といっても必ずしも目上の人に贈るわけありません。

友人・知人・親族・同僚など同等の立場であっても日ごろの感謝を
込めて贈ることもあります。そういった場合は「感謝されているから!」
と言って受け取るだけでは心苦しいかもしれませんね。

感謝を込めてなんてちょっと恐縮してしまう相手のこともあります。

そんな時はお返しをしてもマナー違反にはならないので、
お返ししちゃいましょう^^
 

もしお歳暮の期間に間に合うのであれば「お歳暮」として贈ってOKです。

お歳暮の期間を過ぎてしまったら・・・

年明けから松の内までであれば「御年賀」として
→ 関東では1月7日
→ 関西では1月15日

松の内以降であれば「寒中見舞い」として贈りましょう。

お返しで気をつけるのはもらった物と同等のものを贈ること!

いくら嬉しかったからといって贈られた物よりも高価な物を
お返しすることは失礼に当たりますので注意しましょう。



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お歳暮を受けとったときのお礼状のマナー

ではお返しをすればお礼状は送らなくて良いのでしょうか?
そうではありません。「お返し」と「お礼」は違う物です。

もしあなたが贈り物を送ったとしたら、送った後どう感じますか?
きっとちゃんと届いたかな?気に入ってもらったかな?
と気になるのではないでしょうか?

配送日を過ぎてしばらくたって音沙汰がないと、
「もしかして配送に不手際があったんじゃ」
なんて不安になるかもしれません。

そのための「お礼」なんです!受け取ったなら無事に着いたことを
伝えることも含めお礼状を送りましょう。
送るタイミングは3日以内に送るようにします。
 
基本的に目上の人には手紙がマナーですが目下の人や同等の人、
すぐに伝えたいなどであれば電話やメールでもOKです。

しかし手紙のやり取りが少なくなった今だからこそ、葉書であっても
文章でお礼を伝えることは素敵なのでおすすめですよ^^



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お歳暮のお礼状の例文をご紹介!

ではお歳暮のお礼状にはなんて書けばいいのでしょうか?

心からの感謝の気持ちはあれども、正直なところ
「ありがとうございます」くらいしか思いつかないですよね^^;

でもここはきちんとマナーに則ったお礼状の書き方を覚えましょう!!

手紙の基本マナーである、この3ステップは同じです。
・時候の挨拶
・本題(ここではお歳暮に対するお礼)
・相手を気遣う言葉・締めの言葉

これをお歳暮の時期とお礼状にして当てはめてみましょう。

お歳暮の「お礼状の例文」
拝啓

今年も残りわずかとなり、何かとご多忙の日々をお過ごしのことと存じます。

先日は大変結構な品を頂き有り難うございます。
家族ともども好物でして、一同で早速美味しく頂きました。

これから寒さも本番になりますのでご健勝をお祈り申し上げます。

略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます。

敬具

こうしてみると結構シンプルでも良いものですね^^

手紙のお決まりの言葉をきちんと使うことも大切ですが、
感謝の気持ちを伝えるお礼状です。

品物に対する素直な感想も入れるとさらに良いでしょう。
こんなふうに心を込めて書いてみてくださいね。



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