女の子のなんだからきちんとお雛様、用意しなさいよ~
なんて言われて両親からお金を託された。
可愛い姪っ子、孫のために選んであげたい!!
決して安い買い物ではない雛人形、娘が気に入る物を選んであげたい!
という気持ちは共通ですよね。
でも雛人形って値段もピンキリだし一体どれを選べばいいのか
分からなくて困ってしまいますよね^^;
雛人形の値段の違いや・選び方のポイントを見てみましょう!
同じように見える雛人形・・・値段の違いは何?
雛人形ってパッと見た感じは正直同じように見えますよね。
同じ段飾りでも中には数百万するものも!!
このお値段の違いって一体何なのでしょうか?
まずは人形の作り方の違いが大きくあります。
お雛様の主役、内裏雛の顔の作り方は二種類あります。
職人手作りの顔と、型から抜いた顔です。
もちろん職人の手がかかっている方が高く、その職人が有名な人だと
それはもう高価になります。また衣装も値段に違いを出してきますね。
正絹なのか、化学繊維なのか・・・素材をふんだんに使って仕立てているのか、
それとも紙の芯などを利用しているのか・・・
同じことは小物の素材にも言えますね。
では、これらを踏まえてチェックするポイントを見てみましょう♪
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お雛様も結局顔で選ばれる?!
雛人形は顔で選ぶ!!・・・ちょっと悲しい響きもありますね(笑)
でもこれが先ほどの作りの違いにも表れてくるのです。
職人が作った顔は貝殻作られた顔料を丁寧に塗りつけて顔を作っていきます。
そのためふんわりとした印象になります。目・口・髪の生え際も丁寧に
作られていて、口をのぞき込むと舌や歯も見えます。
ちなみに裏返すとちゃんと小さな足もあるんですよ!
一方、型抜きはツルっとした質感になっていることが多く、
あまり細かさは見られません。
やっぱり職人さんが作った顔の方が可愛らしいですね。
でもこれは個人の好みもあるので型抜きの顔もそんなに
気にならない~って方なら大丈夫でしょう。
また大きな違いは京雛と江戸雛の顔の違いです!
京雛はいわゆる公家顔、THE和美人という感じも細めの目、
おっとりとした顔立ちです。
向かって右側に男雛が置かれている物が京雛ですね。
一方江戸雛は和美人でも現代風な顔立ち。
目も京雛より丸めではっきりした顔立ちです。
向かって左に男雛が座っていますね。
京雛の顔立ちの方が「お雛様らしい!」と選ぶ人もいれば
「現代風の江戸雛の方が可愛い!」と思う人も。
こればかりは好みですね^^;
同じ京雛、江戸雛でも作り手ごとに顔が少し違うので、是非とも
好みの子を探してみてくださいね^^
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衣装・小物を見るときのポイント!
次は衣装です。まず素材は大きく分けて、正絹・絹と化学繊維・化学繊維のみの
3パターンがあります。
正絹は手触りが良く柔らかく光沢があります。一方化学繊維はごわつきがあり
柄もプリントであることが多いです。
どこまで絹を使っているのか、化学繊維との違いがどれほど気になるのかを
比べて見ましょう。
素材を見た後は衣装の着せ方です。高級な物は本着せといって作った衣装を
きちんと重ね着させています。襟の部分を見ると分厚くなっていてずっしりと
重みがあります。
襟の部分が重なっているように見えても薄く、全体的に軽い物は少ない布で
いわゆる十二単を着ている風に見えるように貼り付けています。
その方が使う布が少ないので安く仕上がるんですね。
小道具にも同じように本格的に作っているかどうかの違いがあります。
刀は鞘から抜けるか、扇は開いたり閉めたり出来るか、
素材は本物を使っているか・・・
衣装・小道具の素材や作りもどこまで気になるかは人それぞれですが、
高い物はそれだけ納得のいく作りになっていますよ。
買う前にサイズをチェックしよう!
これ、何より大事ですね。まずは飾るスペースです。
最近の住宅事情だと七段の雛人形を飾るスペースの確保が難しいことも。
段飾りは、置けたとしても周りにスペースがないと華やかさを楽しめません。
タンスと机の間にぴったり挟まっている段飾りを想像すると・・・
ちょっと窮屈な感じがしますよね^^;
また人形が多いとそれだけ収納の場所も取ります。
基本人形ごとに一つずつ箱に入れて、小物、ばらした段を収納します。
段飾りを考えている場合はその辺りも考慮しましょう。
もしスペースが難しい!という場合は親王飾りやガラスケースがオススメです!
とくに親王飾りはミニお雛様という感じになるので華やかですよ。
三段飾りにすれは三人官女を付けられたりとスペースに合わせて選ぶことができます!
いかがでしょうか?結構色々な違いがあるお雛様。
どこまでこだわるかは各家庭しだいってところですね。
でも何より、顔をみて可愛い!!と気になった物を選ぶのが良いですよ♪
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