花粉症が突然発症?!類似症状と見分け方の7つのポイントとは?

花粉症 突然発症

わたし花粉症じゃないんだよね~、なんていい気になっていたら・・・

くしゅん!くしゅん!くしゅん!!

あれ・・?もしかして花粉症デビュー?!

花粉症の人に聞いたら「それ花粉症だよ~(ニヤニヤ)」と言われるし、
でもなんか違う気もするし・・・

そもそも突然花粉症になってしまうことなんてあるの?!
と信じられない気持ちでいっぱいになりますよね。

これってもしかして花粉症?と迷っている方に見分ける方法を紹介します!
 

花粉症が突然発症するのはどうしてなの?

花粉症ってスギ花粉やヒノキ花粉とかの特定の花粉に対するアレルギーでしょ?
それなら私はアレルギーがないって思っていたのに・・・

もちろんその理由で花粉症の症状が出ない人もいます。

花粉症とは花粉という体内への侵入物に対して体が敵だ!!と思い作られた
抗体によって引き起こされる、いわば拒否反応です。

体が常に花粉を敵と見なさない人は花粉症にはなりません。
しかし、どのくらいの量・期間で体が抗体を作るかは個人差があります。

本当に体が花粉を敵と見なしていないのか、それとも量が少ないので
脅威とみなしていないだけなのか・・・。

後者であれば花粉の量が溜まればいつかは花粉症の症状が出てしまいます。
でも体の中でどんどん蓄積される花粉は目に見えませんよね。

それで私達にとっては「突然」発症した!となるのです。

花粉症の症状だと思ったら違う病気だった?!

春先に花粉症の類似症状が出れば「あーこれはもう花粉症だ」と思いますよね。
しかし花粉症の症状は他の病気の症状と似ていることもあります。

花粉を敵とみなすことによって出る症状は本当の敵である
細菌や病原体が侵入したときも同じだからです。

花粉症と区別がつきにくい病気にはこんなものがあります。

流行性結膜炎
アデノウイルスによる結膜炎です。
夏場に流行する咽頭結膜熱、いわゆるプール熱と同じウイルスからなる病気です。
感染力が強いので家族で同じタオルを使っているとうつってしまうことも。
炎症を抑える目薬の投与をしながら自然治癒を待つのが主な治療法です。
 

類似症状:目のかゆみ、涙
判別ポイント:粘性のある目やにを生じる

 

鼻水を伴う副鼻腔炎
体の免疫が病原体と戦うことで色の付いた鼻水が出ます。
症状に応じて抗生物質の投与、慢性の場合は手術をすることがあります。

類似症状:熱やだるさ、鼻水
判別ポイント:悪化すると鼻に膿が溜まるので、鼻水に色が付く

 

血管運動性鼻炎
いわゆる「寒暖差アレルギー」です。
気候の変化や空調により温度の変化でアレルギー症状が出ます。
詳しい原因は不明な部分が多いのですが、自律神経の乱れが一因
とも言われています。

類似症状:くしゃみ、鼻づまり
判別ポイント:時期、症状共に非常に見ているため見分けづらい。
        症状が出るのが気候の変わり目で、花粉の量によって症状の重さが
        左右されるのであれば血管運動性鼻炎の可能性が高い。

花粉症?風邪?見分ける7つのポイント

くしゃみや微熱・・・これって普通に風邪ってこともありますよね。
花粉症と風邪の症状を見分けるチェックポイントを見てみましょう!

花粉症は熱が出ないか、微熱程度です。
もちろん風邪は熱が上がりますよね。
鼻水
花粉症はサラサラした水っぽい鼻水ですが、風邪はサラサラした鼻水から
粘りのある鼻水に変わっていきます。
くしゃみ
何度も連続してでるのは花粉症のくしゃみです。
鼻づまり
花粉症は鼻づまりがひどく両方の鼻が詰まることも。
一方風邪で両方同時に詰まることはまれです。
花粉症は目がかゆくなりますが、風邪は目のかゆみがありません。
でも鼻水の付いた手で目をこすっていると、結膜炎などの別の病気によって
目が痒くなることもあるので注意してくださいね。
期間
花粉症は花粉が飛んでいる数ヶ月の期間、症状が出続けます。
風邪は長くても一週間程度でしょう。
天気
晴れている日、風強い日、人によっては良く晴れた次の日は
花粉が蓄積して症状が重くなります。
風邪の場合症状の重さは天気に左右されませんね。

どうでしょうか?あなたの症状は花粉症ですか?それとも他の原因ですか?
もし迷わず花粉症のようであれば、潔く認めて対策を取ってくださいね^^;