ふと鏡を覗いてみるとアレっ?!いつの間にかできているシミ・・・
ショックですよね。
シミに効果のある美容液を探していると、たどり着いたのが「ひまし油」
これを使うだけでポロポロとシミが取れる!うそ~?!
デリケートな顔につけるから大丈夫なのかな・・・
ちょっと心配になりますよね。
でも効果があるのなら試してみたいし・・・
そもそもなぜ「ひまし油」なんかでシミが取れるの?
一体どういう仕組みなのでしょうか?
そんな揺れる思いを解決すべくひまし油について調べてみました。
そもそもひまし油って何?どうしてシミが消えるの?
ひまし油とはトウダイグサ科トウゴマという植物の種子からとれる
オイルのことです。あまり聞きなれないですよね^^;
それもそのはず、主に工業用のエンジンオイルに
使われているものだからなんです!
それに接する仕事をしていないとなかなか目にしないですよね。
それが最近、抗菌作用があるとして健康・美容にも使える!
と注目されているんです。
その効果を利用して、「ひまし油」で作られたものが「カソーダ」という
シミやイボを除去するためのクリームです。
これはひまし油だけでなく重曹が混ぜられています。
そして、この重曹が入っているのが大きなポイントなんです!
重曹のアルカリ性の成分を弱酸性の肌に塗ることで
肌の表面を溶かすピーリング効果があるんです。
とはいっても一回のピーリングで一気に取るわけではありません。
早い人だと10日くらいで効果が見られますが、1~2ヶ月もしくは
半年くらいの長い時間をかけて続けていくと効果があります。
なんとも聞くだけで魅力的なクリームですよね。
ひまし油を使ったカソーダの作り方と使い方
このひまし油を使ったシミ消し、カソーダは手作りすることができるんです。
しかも作り方は超簡単!ひまし油と重曹を1:2の割合で混ぜるだけ!
でも作り方よりひまし油ってどうやって手に入れるの?って思う方も多いはず。
実はひまし油は薬局でも買うことができます。添加物が入っていない
純粋なものを探すときには通販がおすすめです。
重曹は簡単に手に入りますね。掃除用・食用・薬用がありますが
個人的には食用か薬用がおすすめ。やっぱり肌に塗るものなので
口に入れても平気な物の方がいいですよね。
それに掃除用は汚れを落とすように粒子が粗いので、肌への刺激という点でも
掃除用はちょっと・・・というのが理由です。
カゾーダを作ったらさっそく使ってみましょう。
まず塗る部分の肌を清潔にしたらカソーダをのせます。このとき、シミ以外の
部分に付くと余計な部分を刺激してしまうので気をつけましょう。
これを毎日少しずつ続けていきます。
途中、色が濃くなったり皮膚がボロボロになったりする過程を経て
少しずつシミが薄くなり無くなっていきます。
ただし塗っている間はとってもデリケートな状態なので、昼間の紫外線ケアを
絶対に欠かさないようにしましょう。
なので、日中は絆創膏で覆っておくと良いですよ。
その間は目立つので長期休暇を利用してする人もいるみたいですね。
ひまし油のシミ消しは危険!って聞くけどホント?
お肌にアルカリ性のものを塗ったり、途中あんなにも肌がボロボロに
なるっていうけどひまし油って安全なの?!って思いますよね。
実はカソーダという製品自体は顔へ使用するためものではないんです。
あくまで体のシミやイボを取るもの。
また広範囲の使用も勧められていません。
なので顔にする場合はパッチテストをしてからにしましょう。
またあまりにヒリヒリする場合はすぐに洗い流すなど注意が必要です。
塗っていくとかさぶたになって最後にボロっと落ちるのですが、
無理にかさぶたを剥がすと跡になってしまうことも。
なので、かさぶたができても無理に剥がさないように我慢して
塗り続けるようにしましょう。
取れた後も一週間くらいは紫外線ケアや保湿をしてあげてくださいね。
また手作りして保存するときには重曹の品質が変わってしまうことも注意です。
アルカリ性が強くなってしまうと肌には刺激が強すぎてしまうことがあります。
手作りするときは使う分だけ混ぜて使い切るのがおすすめです。
こうして見ていくと使うのが少し怖くなってきてしまいますよね^^;
でもどんなトラブルが起こり得るかを知っておくことで、異変が起きた
ときにすぐに対処できます。
ひまし油自体はマッサージオイルとしても使われている安全なものなので
気になる方は試してみるといいですね。
一番おすすめなのは、皮膚科の先生に一度相談してみると安心して
使用することができますよ。