災害時に必要なのは「生きる力」です。
いくら準備をしていても必要なものすべては補えません。
そんなときに生きる力があれば、その場にあるものを使って乗り越えられる!
いかにあるもので避難生活を快適におくるか、です。
そんな生きる力をつけるべく、手作りできる防災グッズを集めてみました。
避難生活で必要なものを用意していきましょう。
災害時の停電時には灯りをとることが必須ですね!部屋が暗いと
不安も増してしまいます。限られた物を使って明るくしましょう。
●ランタン【懐中電灯が大きな灯りのランタンに!】
ビニールかペットボトルをかぶせるだけであら不思議♪
ライトがぐんと明るくなります!
懐中電灯部分はスマホのライトでも代用できます。
ライトがない場合は燃料を使って火をおこす方法もあります。
ただし火事防止のため狭い避難所や粉じんが舞う場所では注意が必要です。
●ランプ【災害時に役立つツナ缶ランプ】
ツナ缶のオイル部分ってどうせ食べきらないですよね。
それならライトの燃料にしちゃいましょう。
一缶で1時間弱は燃やせます。
●コンロ【空缶で作るサラダオイルコンロ】
ツナ缶ランプの応用編ですね。なんとコンロも出来ちゃいます!
もちろんサラダオイルじゃなくてもいいので、その時に手に入れ
やすい燃料で火をつけてくださいね。
●マッチ【濡れても火がつく?不思議なマッチ】
マッチを用意するだけでなく、マッチが塗れても大丈夫なように
準備するという周到さ!でもこの一手間で、災害時に助かった!!
となる可能性は大ですよね。
火が使えるならこんな料理もできるかも?!
●炊飯【災害時に便利なポリ袋で炊くご飯】
ご飯を炊くと鍋も洗わないといけないし、燃料も限られている!
そんな時のお役立ちテクです。
沸騰したお湯に入れるだけなので洗うのもラクラク。
他のレトルト食品を温めるときに一緒に炊けば燃料も節約出来ますね。
災害時に絶対必要な簡易トイレの作り方
災害時に食料や水の他に一番必要となってくるのがトイレです。
水道も止まってしまうので、排泄物の始末が大変になってきます。
緊急時に役立つ簡易トイレの作り方を知っておくといざという時に
とても役立つので、知識として入れておきましょう。
しっかりした段ボールトイレ
これなら排泄部分が隠されているので良いですよね。
ただ箱にするだけでなく吸水材を入れることで
普通のトイレ感覚で用を足すことができます。
便座とポリ袋で作る緊急用トイレ
これはもうぱっと見ただけでは、トイレですよね!
こうやってトイレらしいところで用を足せるだけで
人としての尊厳を保てるのは重要なポイントです。
自分専用の超簡易ミニトイレ
自分だけサイズの超簡易トイレです。用を足す時だけトイレですれば
プライバシーは保たれますね。1回1回処理できるので、衛生状態を
保つこともできます。
被災中のケガや健康を保つ衛生グッズの作り方
避難生活中のけがや病気をふせぐこともとても大切です。
防災グッズはそんな健康を保つためのものも需要ですね。
●スリッパ【新聞紙だけで作れるスリッパ】
避難所のプライベートエリアで土足は嫌・・・スリッパを下さい
なんて贅沢は言えませよね・・・
でもスリッパって新聞紙で簡単に折れるんです!
●スリッパ【厚みを作って足を守る新聞紙スリッパ】
がれきやガラスが散っている災害時は足下がとても危険。
足を守らないと何かあったときに避難し遅れてしまいます。
薄い靴下しかないときは新聞紙スリッパを厚めに作って
足をしっかり守りましょう。
さらに長く続くかもしれない避難生活は体力も大事!
マスクを使って病気を予防しましょう。
●マスク【キッチンペーパーで作るマスク】
災害時や避難所では埃や粉塵粉などが俟っています。
マスクは実際の被災者が「欲しかった」という
声が上がるグッズの1つなんです。
市販のマスクを持っていたとしても何度も使い回せないですし
ずっとしていると逆に衛生面が気になります。
マスクは何度も作れるキッチンペーパーで作っちゃいましょう。
簡単に作れる割には見た目もまるで普通のマスクみたいです^^
災害時に役立つアイテム&ライフハック
災害時に役立つ色々な手作りグッズがありましたが、最後の2つは
今からでも練習しておける手作り防災グッズ&テクニックです。
●リュック【ズボンリュックの作り方】
ズボンからリュックが作れるんです^^ これは荷物を運ぶ時に便利です。
ハサミを入れないで作れるので、荷物を運んだ後はズボンに戻せます。
避難物資を受け取りにいくときにさっと作って持ち運べるように
今から練習しておきましょう。
●全身清拭【たったコップ1杯のお水で全身を拭く方法】
災害時は水がとても貴重です。飲水を確保するだけでも大変な時には
コップいっぱいの水で顔を洗って歯を磨いて・・・
でもコップ一杯の水でも全身を拭くことが可能なんです!
タオルを上手く使えばちゃんと全身を拭くことができるんですね^^
できれば熱いタオルで身体を拭いてサッパリさせたいですよね。
たったのコップ半分の量でホットタオルを作る方法をご紹介します。
折りたたんだタオルをビニール袋やレジ袋に入れて、コップ半分の
熱湯をタオルにまんべんなくかけたら袋を閉じてよく揉んで下さい。
熱い場合は、乾いたタオルに包んで揉んで下さいね。
そうすれば少ないお湯でもホットタオルができますよ!
今回ご紹介した防災グッズの作り方がいつか役に立つ時が
来るかもしれません。
全てを完璧に覚えておくことは難しいかもしれませんが、
一通り知っておくだけでもいざというときに思い出すことが
できれば役立つと思います^^
一番良いのは、一度一通り作ってみるといいかもしれませんね!