梅雨の季節は湿度が高く菌が繁殖しやすい時期でもあります。
特に食パンなど2~3日常温で置いておくだけで、すぐにに
ポツポツと青いカビが発生してしまいます。
食べ物に発生するカビの種類
カビにもいろいろな種類があるようで、ミカンや食パンなどに繁殖する
よく見かけるのは青カビと称されていますが、一口に青カビと言っても、
種類はなんと300種類もあるのです。
青カビは食品に発生する以外にも畳にも発生しますし、ハウスダストの原因
となっているカビの1つでもある身近に発生するカビです。
他にもピンクのカビなどもありますね。食品以外にも良く目にするのが
お風呂場ですね。タイルなどにすぐ発生するピンクのカビは酵母とも
言われています。
青カビの仲間の緑のカビには発がん性があるので、なるべく口に入らない
ように気をつけるようにしましょう。
食べ物のカビ対策
食パンなどに発生した青カビは、カビの部分を取り除けば食べても
問題ないですが、気分的に良くなければ丸ごと捨ててしまいましょう。
日本人は衛生状態が良い所に居住しているので雑菌にも慣れていませんし
最近は除菌グッズなども色々な種類が販売されています。
菌に対して過剰と言えるくらい拒絶反応を示す人も多いと思いますので
もったいないですが無理しないで思い切って捨てた方がいいと思います。
梅雨時期には食パンなどの食べ物は買ってきたらすぐに冷蔵庫ではなく
冷凍庫に保存するようにしましょう。食べる時に冷凍した食パンをトースターで
トーストすれば買ってきた時のパンのようにふっくらと美味しく焼きあがります。
冷蔵庫で保存するとパサパサになってしまいますが、冷凍庫で保存すれば
いつでも美味しいパンを食べることができますよ。
他の食品なども冷蔵庫ではなく冷凍庫に保存するようにしますが、できれば
素材のままではなく、調理をしたものを冷凍した方が美味しくいただけます。
冷凍庫から取り出して電子レンジで加熱すれば簡単におかずを用意できますよ。
カビの生えた食べ物を食べた場合の対処は?
しかし、仮に食べてしまった場合はどうしたらいいのでしょうか。
速やかに病院に行くのは当たり前なのですが、土日で病院がやっていない
こともあります。そんな時には、自宅で対処しなくてはならないですね。
下痢の場合は、我慢せずに出せるだけ出したほうがいいです。
体は毒素を排出したがっているのに、下痢止めなんて飲んでしまったら、
治りたい体に治らせないように施しているのと同じなのです。
熱も現在進行形で体が病原菌と戦っていることを示すものですから
解熱剤は遠慮してスポーツ飲料を飲んで脱水症状を起こさないようにして、
汗を拭き体温の調節をしてください。
翌日病院にはすぐ受診されてください。
症状が重篤であれば、迷わず救急車を呼ぶべきだと思います。
梅雨の時期はできるだけ窓をこまめに開けてお部屋の換気を良くしたり
キッチン用の湿気取りなどを置いて出来るだけカビが繁殖しないような
環境を作るようにしましょう。