紫外線アレルギーによる肌の炎症やぶつぶつが酷くてどうしよう・・・
市販の塗り薬では手に負えない!
でも病院に行けばどんな薬を出されるのかな?
副作用とか大丈夫なのかな・・・
皮膚の薬は何かとトラブルが起こることが多いので、いったいどんな
薬が出されるのか心配ですよね。
主にステロイドや免疫抑制剤、漢方などを処方されますが、それぞれの
特徴や効果についてまとめてみました!
紫外線アレルギーの薬にはステロイドが出るの?
紫外線アレルギーで皮膚の塗り薬が出される目的は、その肌トラブルを
抑えることです。紫外線にあたらないようにするという対策はずっと必要に
なりますが、症状が出ても薬で緩和できるようになります。
これだけでだいぶアレルギーのストレスが減りますよね^^
ほとんどの場合、炎症を抑える消炎剤が処方されますがよく心配されるのが
ステロイド剤です。ステロイドってなんだか副作用が怖いってイメージが
ありますよね^^;
紫外線アレルギーでステロイドが処方される事ってあるのでしょうか?
症状が軽ければ、まず非ステロイド剤の薬を処方されますが
炎症がとてもひどいとステロイド剤が処方されます。
確かにステロイドは強い薬なので使い方に注意が必要です。
例えばアレルギーを抑える反面、皮膚表面の免疫系の働きを抑えて
しまうことがあります。また種類によっては日光と相性が悪いので、
夜など日に当たらないときに塗る必要があるものもあります。
炎症を抑える即効性と効果性があるとはいえ、アレルギーの根本を
治療するためのものではないため、ステロイドを使うからといって
炎症が起こらなくなるわけではありません。
そのため使いすぎないように頻度・範囲・期間に注意する必要があります。
・・・こうみるとなんか怖いイメージが増えてしまったかもしれませんね^^;
要は「正しい使い方が必要な薬」ということです。
自分なりの使い方をしてみたり、症状も見ずに強いステロイドだけを
いつまでも処方するような医師のもとでは危険かもしれません。
しかしちゃんとステロイドの正しい使い方を分かっている医師の元で、
決められた用法、期間で使うなら問題ありません。
あくまでステロイドは皮膚が自己治癒出来るように炎症を抑えて助ける、
ということを覚えておきましょう^^
紫外線アレルギーを緩和できる免疫抑制剤ってどんなお薬?
炎症を抑える薬としてはステロイドが有名ですが、実は「免疫抑制剤」
という薬もあるのです。
アレルギーとは体の免疫が過度に反応してしまうことから生じます。
そこで薬でその免疫を抑えればアレルギー反応=炎症が起こらない
という仕組みです。
しかし免疫とは元々体を守っている必要不可欠な働きです。
肌の免疫も感染症などを防いでくれています。
その免疫を抑えるので使うときには医師の判断と指導が欠かせません。
しっかりと用法を守って使いましょう。
またこの免疫抑制剤は分子が大きい物質なので、肌に吸収されるに
ひっかかって抵抗感を感じます。そのため皮膚に塗るとヒリヒリした
痛みが伴います。
炎症も痛いけど薬を塗るときも痛い・・・なんとも辛いですよね^^;
そういう意味でもしっかりとお医者さんと相談してから使いましょう。
紫外線アレルギー対策は漢方でもできる?
体質から起こるアレルギーは体質改善も治療のために大切なポイントです。
よくアレルギーに効くお茶や食べ物ってありますよね。そういうもので
アレルギーが出にくい体質に変えるという対処法があります。
それを医療で行うのが東洋医学、そう漢方ですね^^
漢方薬は薬にもよりますがあまり副作用がないので安心して使い続ける
ことができます。ずっと付き合っていかなければいけないかもしれない
紫外線アレルギーには嬉しいメリットですよね^^
一方、体質によるものなので人によって効果がなかったり、効果がでる
までかなり時間がかかることがあります。
では紫外線アレルギーにも効く漢方があるのでしょうか?
『黄連解毒湯』や『涼血清宮顆粒』は皮膚の赤みやほてりに効果があります。
また『十味敗毒湯』は急性蕁麻疹に良いとされています。
・・・といってもそれって何?ってなりますよね^^;
漢方専門店や漢方医に聞いて、合いそうな漢方を探してみましょう。
一言にアレルギーの治療といってもいろいろな選択肢があります。
またどんなお薬も効果には個人差があります。
しっかりお医者さんと相談して自分にあった治療方法を探しましょう。