つら~い花粉症。もうなってしまったからにはしょうがない、
薬を飲んで耐えるしか・・・。
そんな泣き寝入り状態ですよね(泣)
・・・でも実は!花粉症を悪化させている原因が花粉以外にもある?!
という話を聞いたことありませんか?
それが「腸内環境」なんです。
でもアレルギー反応の花粉症と腸内環境ってどうして関係があるの?
って感じですよね。
どうしてなのでしょうか?
花粉症とお腹の調子の意外な関係を見てみましょう!
花粉症の悪化は腸内環境が原因?!
花粉症は体の免疫システムが原因のアレルギー反応です。
過剰に抗体が機能してしまうことで、体内に花粉が入る度に反応して
体から出そうとするのです。
それがくしゃみなどの症状になるんですね。
そしてなぜこの免疫が腸内環境と関係があるのかというと・・・
体内の免疫細胞の7割近くが腸に集中しているのです。
つまり腸内環境が乱れると免疫機能も乱れるということですね。
それで腸内環境と花粉症の関係が生まれるのです。
意外なところで繋がっているものですね~
また花粉症の症状を出すのがヒスタミンという物質です。
これは体内の「B細胞」という免疫細胞が抗体を作り花粉と出会うことで
分泌され症状を出してしまいます。
そこで乳酸菌にはこの抗体を増やさない働きがあるのです。
実際アレルギーを持っている人の腸内には乳酸菌やビフィズス菌が
少ないという調査結果もあるとか!
乳酸菌、ビフィズス菌と言えば腸内環境改善に欠かせないワードですよね!
それで腸内環境が良いと花粉症の症状が和らぐと考えられているのです。
腸内環境が原因というよりも、腸内環境が花粉症の症状の出方に
影響を与えているということですね。
もちろんそれ以外の原因で症状が悪化することもあるので腸内環境が全て
というわけではありませんが、和らげる一つの手段となり得そうです。
下痢の原因がまさか花粉症だったなんて!
花粉症の症状といえば、くしゃみ・目のかゆみ・倦怠感などが主ですが、
「あれ・・?私、花粉症の時期に下痢っぽくなるんだけど・・・」
って方いませんか?
もしそうでも花粉症と関係があるなんて考えたことがない人も
多いのではないでしょうか。
花粉症の症状はすべて体内の花粉を体から出そうとする反応です。
そのため口や鼻から入った花粉を飲み込むことにより消化器官から
排出しようとする働き、つまり下痢を引き起こすこともあるのです。
また理由はそれだけではないんです。
実は、花粉によっては特定のフルーツとアレルゲンが
類似していることがあります。
例えばスギ花粉だとメロン、シラカバ花粉だとリンゴ・桃・イチゴなどの
バラ科のフルーツ、といった感じです。
そのため花粉症の人がそのフルーツを食べたとき、体が花粉症と同じように
反応してしまって下痢を引き起こすのではないかとも考えています。
この時期だけ下痢になる、また特定のフルーツを食べると下痢になる
という方は花粉症が原因かもしれませんよ。
花粉症の症状には便秘もあるの?その理由とは?
腸の調子と関係がある花粉症。腸内環境に左右される症状といえば、
あとは「便秘」がありますね。
ということは便秘も花粉症によって引き起こされるのでしょうか?
答えは「関係があります」です。これには二つの理由があります。
一つめは便秘の原因の一つが腸内環境の乱れということです。
免疫システムが乱れている=免疫の7割を持つ腸内が乱れている=便秘、という
方程式で花粉症の人が便秘に悩まされるということはあり得ます。
便秘が解消されると花粉症が和らぐというわけではありませんが、
腸内環境が改善されて花粉症の症状が和らいでいるときに便秘も
解消されることがある、ということです。
もう一つは花粉症の薬の影響で便秘になっている場合です。
薬によっては腸の働きを抑える作用が含まれているので、その場合は
言うまでもなく便の排出も弱くなってしまいます。
それで便秘になるということもあり得るということですね。
意外と腸とがっつり関係がある花粉症。
腸内環境が花粉症の症状に影響を与えているなんて盲点でしたよね!
花粉症に限らず腸内環境が体の調子に影響を与えると言われています。
裏を返せば腸の乱れは万病の元ということ。
花粉症の時期に限らず、常に腸美人を目指した方が良さそうですね。