わたし花粉症じゃないんだよね~、なんていい気になっていたら・・・
くしゅん!くしゅん!くしゅん!!
あれ・・?もしかして花粉症デビュー?!
花粉症の人に聞いたら「それ花粉症だよ~(ニヤニヤ)」と言われるし、
でもなんか違う気もするし・・・
そもそも突然花粉症になってしまうことなんてあるの?!
と信じられない気持ちでいっぱいになりますよね。
これってもしかして花粉症?と迷っている方に見分ける方法を紹介します!
花粉症が突然発症するのはどうしてなの?
花粉症ってスギ花粉やヒノキ花粉とかの特定の花粉に対するアレルギーでしょ?
それなら私はアレルギーがないって思っていたのに・・・
もちろんその理由で花粉症の症状が出ない人もいます。
花粉症とは花粉という体内への侵入物に対して体が敵だ!!と思い作られた
抗体によって引き起こされる、いわば拒否反応です。
体が常に花粉を敵と見なさない人は花粉症にはなりません。
しかし、どのくらいの量・期間で体が抗体を作るかは個人差があります。
本当に体が花粉を敵と見なしていないのか、それとも量が少ないので
脅威とみなしていないだけなのか・・・。
後者であれば花粉の量が溜まればいつかは花粉症の症状が出てしまいます。
でも体の中でどんどん蓄積される花粉は目に見えませんよね。
それで私達にとっては「突然」発症した!となるのです。
花粉症の症状だと思ったら違う病気だった?!
春先に花粉症の類似症状が出れば「あーこれはもう花粉症だ」と思いますよね。
しかし花粉症の症状は他の病気の症状と似ていることもあります。
花粉を敵とみなすことによって出る症状は本当の敵である
細菌や病原体が侵入したときも同じだからです。
花粉症と区別がつきにくい病気にはこんなものがあります。
流行性結膜炎
アデノウイルスによる結膜炎です。
夏場に流行する咽頭結膜熱、いわゆるプール熱と同じウイルスからなる病気です。
感染力が強いので家族で同じタオルを使っているとうつってしまうことも。
炎症を抑える目薬の投与をしながら自然治癒を待つのが主な治療法です。
鼻水を伴う副鼻腔炎
体の免疫が病原体と戦うことで色の付いた鼻水が出ます。
症状に応じて抗生物質の投与、慢性の場合は手術をすることがあります。
血管運動性鼻炎
いわゆる「寒暖差アレルギー」です。
気候の変化や空調により温度の変化でアレルギー症状が出ます。
詳しい原因は不明な部分が多いのですが、自律神経の乱れが一因
とも言われています。
左右されるのであれば血管運動性鼻炎の可能性が高い。
花粉症?風邪?見分ける7つのポイント
くしゃみや微熱・・・これって普通に風邪ってこともありますよね。
花粉症と風邪の症状を見分けるチェックポイントを見てみましょう!
もちろん風邪は熱が上がりますよね。
粘りのある鼻水に変わっていきます。
一方風邪で両方同時に詰まることはまれです。
でも鼻水の付いた手で目をこすっていると、結膜炎などの別の病気によって
目が痒くなることもあるので注意してくださいね。
風邪は長くても一週間程度でしょう。
花粉が蓄積して症状が重くなります。
風邪の場合症状の重さは天気に左右されませんね。
どうでしょうか?あなたの症状は花粉症ですか?それとも他の原因ですか?
もし迷わず花粉症のようであれば、潔く認めて対策を取ってくださいね^^;