手塩に掛けて育てた桜盆栽の葉が枯れてきてなんだか元気がない・・・
もしかして病気になっちゃったの?!
植物を育てているとこんな壁にぶち当たることが多々あります。
何がいけなかったんだろう・・・?病気?管理方法??
桜が枯れてしまう原因と対処法をご紹介します!
桜盆栽が枯れて花が咲かない原因って?対処法はどうすればいい?
基本的には手入れが簡単な桜盆栽ですが、ちょっとしたことで
木がダメになってしまうこともあるんです。
葉が枯れてきた、花を付けない、成長しない・・・そんな時は
今までのお手入れをちょっと振り返ってみてください。
思い当たる節がありませんか?!
【水やり編】
このことから分かるとおり、桜は水を好む植物なのです。
花が咲く時期や夏場に長時間乾いたままにしておくと傷んでしまいます。
難しいですね~常に適度というものが必要なんですね。
水が多すぎても根腐れを起こしたり花が咲かなくなったりしてしまいます。
冬場は土が乾いてから2~3日たってからたっぷりあげるようにしましょう。
●雨の時期に直射日光があたるところに置いていた
鉢の中が高温になって蒸れてしまい根の先が枯れてしまいます。
夏の水やりは早朝か夕方の涼しい時間帯にします。
【置き場所編】
というのも常に風が出ていているので乾燥してしまうのです。
盆栽に乾燥は大敵です。室外機の近くを置き場所としていたなら、
それが原因かも知れません。
暑い時期は外に置く場合でも半日陰に置きましょう。
おくと急激な変化にびっくりしてしまいます。枯れてしまうこともあるんですよ!
場所を変えるときは、短い時間から新しい置き場所において
少しずつ慣らしていきましょう。桜ってとってもデリケートなんです。
どれも思わずやってしまいそうなことですよね~。
あぁ、あの時のこれが原因か・・・と分かっても桜は元気を取り戻しません。
そんな時の対処法はどうすればいいでしょうか?
元気のない盆栽はスタミナが無い状態です。
できるだけいじりすぎないようにして、肥料は一度取り除きましょう。
直射日光と風が当たらず、でも明るい場所において置きます。
土が乾いたら水をあげるようにして・・・・
そうしていく内に10月の落葉の時期に、自然に落葉するようになったら
だいぶ元気をとりもどした証拠です^^
このタイミングで有機肥料を少しあげて暖かい場所で冬を越させてあげましょう。
桜盆栽が病気に罹ったかも?!どんな病名があるの?
管理方法もきちんとしていたのに元気がない、葉や枝の様子がおかしい、
どうにも様子がおかしい・・・そんな場合は植物の病気になっていることも。
これって気をつけていてもなるときは、なってしまうんです・・・。
病気を見分けるポイントはどこでしょうか?
枝の一部が膨らんでホウキのような小枝が出来ますが、この小枝には花が咲きません。
だんだんその小枝が伝染していき花の数が減ってしまいます。
対処方法としてはてんぐ巣病の枝は切断して燃やしてしまいます。
切り口から他の病原菌が入らないように殺菌剤を塗っておきましょう。
丸い褐色の斑点ができ、斑点部分に穴が空きます。
やがてその葉は枯れていくことに・・・。
対処方法は、病気の葉を鳥の沿いでポリオキシンALなどの薬剤を投与します。
かかった葉っぱは落葉してしまいます。
湿気の多い時期に出やすい病気なので気温が上がると収まってきますが、
発症してしまうと花が付かなくなることも。
伝染してしまった葉は取り除き焼却しましょう。
石灰硫黄合剤などで予防できますよ。
葉っぱの様子がおかしいと病気になっている可能性が大ですね。
取り除いた後も近くに放置しておくと、病原菌が飛散して拡大して
しまうこともあるのでかならず焼却処分しましょう。
桜の花が咲かない、枯れてしまうには必ず原因が!
当てはまる物を探して早急に対処して桜盆栽を守って下さいね^^