お盆飾りの飾り方は?いつから飾る?処分はどうするの?

お盆の準備って何をしますか?

・お坊さんの手配
・来客があるならおもてなしの準備、
・お墓参りに行く計画、
・お供もの・・・

色々ありますよね。

そして忘れては行けないのがお盆用の飾りです。
結構こまごまとあるので何を用意すればいいんだっけ?となりますね。

いつも用意しているアレ、実は必要だったアレ、そんなものを思い出すためにも
飾りにどんなものがあるのか少し見てみましょう。

お盆飾りの意味は?飾り方は?また、いつから出せばいいのか、
しまう時はどうやって処分したらいいのかも合わせてご紹介します!

お盆飾りの意味と飾り方を解説!

お盆飾りは地域や宗派によって変わってくるので、これが正解!
というものはありません。

ここでは代表的なものをあげていきますね。

精霊馬

よく見るきゅうりやナスでできた人形のことです。

これはきゅうりは馬を表し、馬に乗って早くきてください!
という意味を込めて置かれます。

ナスは牛を表していて、牛に乗ってゆっくりお帰りください、
という意味があります。

お盆棚

これは宗派によっては必要なかったり、飾り方が違ったりすることがあります。

一般的なものは、仏壇の前にひな壇を置きます。
座卓を代用することもあり、四隅には笹竹を立て、縄を張ります。
縄にはそうめんやほおづきを吊るします。

ほおづきは、盆提灯と似ていることから、先祖が戻ってくる目印になり
そうめんは、帰る際に荷物を背負うヒモになることや、喜びが長く続くように
という縁起を担いでいると言われています。

盆花

盆棚に吊るす花のことを指します。
ほおづきの他にはガマの穂、枝豆もあります。
盆棚にではなく普通に飾るだけの場合もあります。

盆提灯

迎え火・送り火の役割を果たします。
通常玄関前で火を焚くのですが、現代の住宅事情では難しいため、
この盆提灯が使われることがほとんどです。

大まかに言うとこんな感じです。意外とシンプルですね。

難しいところは家によって異なるということです。
今までどんな飾りをしていたのか、実家に聞いてみたり
仏壇の宗派は何か確認したりするといいでしょう。



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お盆の飾りはいつからいつまで飾るの?

充分前もってお盆の飾りの準備を計画しました!
ではいつから出すのでしょうか?

お盆の飾りの由来はどれも「先祖を迎え入れて送り出す」
という意味の元、行われます。

そのためお盆飾りを出すのは、お盆の初日からお盆の最終日までです。

これも厳密には地域や宗派によって変わってきますが、一般的には
お盆が始まる8月13日(一部は7月)から4日間になりますので
お盆飾りは8月13日~8月16日の間に飾るということになりますね。

ちなみに旧暦のお盆を行なっている地域は7月13~16日がお盆になります。
その場合は、もちろん飾りもその期間に飾ります。
 
よく考えれば、それもそのはずですよね。

先祖が迷わないように出す迎え火も早く出しても意味がなく、
もしかしたら先祖が間違えて早くきてしまうかもしれませんし、

先祖をあの世へ送る、送り火も出すのが遅いと期間内に帰らないかも
しれませんよね。

これはこの期間!これはこの時!と覚えておくとこんがらがってしまうかも
しれませんが、意味を把握していると覚えやすいですよ。



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お盆の飾りはどうやって処分するればいいの?

お盆が終わったら、今度はお片付けが待っていますね。
ご先祖のために準備した盆飾りはどのように処分するのでしょうか?

もちろん使えるものは来年も使えますが、ナスやキュウリ
新盆の盆飾りはその年の身になります。

昔は川に流したり家で燃やしたりして処分していましたが
今ではそんなことをすると怒られるところがほとんどですよね。

そうなると一般のゴミとして処分するしかありません。

ただ本当のゴミのように生ゴミなどと混ざっているのは、あまり印象が
良くないので白い紙に包んで綺麗に捨てましょう。
 

精霊馬の野菜は痛んでいなければ御下がりとして戴くこともできます。

お供えのお菓子やフルーツなども同様です。

おそらく親戚が集まるとお供えも大量に残るので、最後はみんなで
分けているという家がほとんどです。

子供の頃、その時にお菓子をもらうのが楽しみだった!
という方も多いのではないでしょうか。

これでお盆の飾りの準備は万全ですね!



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