雛人形ってどうやって処分するの?供養は必要?リサイクルはあり?

子供も親元から巣立ち飾らなくなった雛人形。
そろそろ思い切って処分したい・・・

でも人形の処分って難しいですよね。
色々と人形にまつわる恐い話もありますし・・・。

雛人形の正しい処分の仕方ってどうすれば良いんでしょうか?

どこで処分できるの?費用はかかるの?
もしかして結構高値で買い取ってもらえたりして・・・

いくつか方法を見てみましょう!
 

雛人形は供養が必要?どこでできるの?

本来雛人形とは、子供の身代わりとなる人形(ひとがた)に
役をうつして川に流すことで厄払いをするためのものでした。
ですからその流れで行くと「川に流す」が一番正式な処分の方法となります。

そんなこと絶対しちゃだめですよー!!

この現代、川に流して処分なんて犯罪ですね(笑)

代わりに神社やお寺で供養してもらいましょう。
多くの神社やお寺では「人形供養」を行なっています。

いつでもできるところもあれば一年に一度「供養祭」を開いて
その時に受け付けているところもあります。

そして供養にはもちろん「供養料」がかかります・・・。

場所によって異なりますが、一体1,000円~としていることもあれば、
箱に人形を詰めてその箱のサイズごとに2,000~6,000円くらいとなって
いることもあります。近所の神社・お寺に問い合わせて見てくださいね。

人形供養を専門としている寺院では郵送で受け付けてくれることもあります。
そうした人形供養を専門としている所の方がいつでも受け付けてくれることが
多いのでタイミングを逃したらそういったところを探してみましょう!

他の供養方法としては代行サービスの人形供養にお願いすることです。

例えば「日本人形協会」は毎年10月に行なわれる「人形感謝祭」で
人形を供養してくれます。

申し込んだらキットが届くので、必要事項を書いて人形を梱包するだけ!
一箱5,000円で受け付けていますよ。

しかしこれは人形のみです!
付属品、ガラスケースは含まれないので注意しましょう。



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段飾りや道具も供養が必要?

雛人形だけ供養してもらった場合、残った段飾りや道具は
どうすればいいのでしょうか?

丁寧に供養する必要があるのは、子供の厄の身代わりとした人形自身です。
そのため道具や飾りも一般のゴミとして捨てても問題なしとされています。
その場合は地域のゴミ捨てのルールに従って捨ててくださいね。

でもやっぱり雛人形で使っていた物をゴミとして捨てるのは気が引ける!!
そんな場合はお寺や神社だと一緒に供養してくれることが多いので
問い合わせてみましょう。

例えば「人形供養花月堂」では段飾り込みの一式でも受け付けてくれます。
段飾り一式だと9,000~13,000円、ガラスケースの物だと3,000~8,000円くらいです。
サイズごとに見積もりを出してくれるので問い合わせてみましょう。



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雛人形をリサイクルに出すのはあり?なし?

せっかくなのでリサイクルで買い取りをしてくれないかなぁ~、
そんな考えが浮かんでくることもあるかもしれませんね。

これってどうなんでしょう?

正式には「うーん」と思われることがほとんどです。

というのも雛人形は子供の厄除けのために一人一つ用意する物。
リサイクルで使うべき物ではないというのが正式な見方。

他の子の厄が付いた雛人形をわざわざ買って使いたくない・・・
って人がほとんどなんです。

そのためリサイクルショップでは買い取りをしてくれないこともしばしば。

しかし、かなり高価な雛人形。経済的に手が出ないけど子供のために
何か用意してあげたいと中古の物を探す人も増えてきています。

そのためネットオークションなどに出すと買い取りをしてもらえる
というケースもあります。

またリサイクルショップでも人形専門の業者や、海外では雛人形の人気が
高いため海外へリユースを行なっている会社などだと買い取ってくれますよ。

もしくは寄付をするという方法もあります。
児童養護施設や保育園など子供がいる施設では雛人形を必要としていることも。
個人での譲渡はなかなか難しいですが、こいうった施設に寄付するのも手ですね。

大切に使っていた雛人形が別の場所で色々な人を笑顔にしてお役に立っていると
思ったら嬉しいものですね^^



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