今年のクリスマスは自宅の家の壁面やお庭、マンションのベランダなどに
イルミネーションを飾ろう!と計画している方も多いと思います。
ただ、屋外に飾る場合の電源ってどこから確保すればいいのでしょうか?
自宅の部屋のコンセントから延長コードで引っ張ってくるのはNGです。
屋外コンセントから電源を取らなければなりません。
また、玄関、花壇、庭先など広範囲にイルミネーションを飾る場合は
一つのコンセントとイルミネーションの消費電力を考慮しながら配線を
しなければなりません。
どんなイルミネーションにしようかな~とデザインだけでなく
電源の計画もきちんと入れておきましょう。
今回は、屋外用コンセントと配線のポイントについてご紹介します。
クリスマスイルミネーションを自宅の屋外に飾る時の電源は?
クリスマスのイルミネーションを自宅の屋外で飾る場合には
電源は屋外の防水コンセントから引きますが・・・
家の周りをぐるっと見回してみましょう。
四角くでっぱった屋外用コンセントがついていませんか?
そこを電源に、延長コードなどを活用して電源を確保することができます。
屋外コンセントがない場合はしょうがないので室内のコンセントから
電源を延長コードで引っ張ってくるのはNGでしたね。
イルミネーションは夜に点灯するもの。外出時のこともありますよね。
そんなときに窓を開けて隙間からコードを延ばしていたら、空き巣に
侵入経路を教えているようなもの。防犯上とてもよくありません。
そもそも家にいるときであっても窓に隙間があると寒い!!
こんな弊害もあります(笑)
こういったことを避けるためにも屋外用コンセントがなければ設置しましょう。
屋外用コンセントはネットやホームセンターなどで購入することができます。
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そうか!じゃあ屋外用コンセントを買って自分で取り付ければいいのね!
それもNGです!屋外用コンセントの設置工事は家の電気経路をいじるので
電気工事の資格を持っている人でなければできません。
なので必ず業者(有資格者)に取り付けを依頼するようにしましょう。
屋外コンセントの設置はリフォーム会社や電気工事の会社に
依頼することができます。コンセントの増設はよくある工事なので
インターネット上で工事の見積もり・依頼をすることができます。
でもコンセントの増設って簡単にできるのでしょうか?
設置の流れは二種類です。一つは設置したい場所の壁の裏にコンセントが
あるなら、そのコンセントの対として増設する方法です。
よほど場所にこだわらなければたいていこの方法で設置できます。
もしなければ壁の中で電源を引っ張ってきて・・・
と少し複雑な工事になってしまいます。
気になる設置費用ですが・・・
値段は業者・工事の種類によってピンキリです。
一般的に電気工事の会社に直接頼んだ方が安くなりますよ。
屋外用コンセントの本体代と合わせて1万~3万ほどを見ておくといいでしょう。
面倒でなければ数社から見積もりをとってもらって比較するといいですね。
また、もう一点注意したいポイントがあります!
それは「コンセントの消費容量」です。通常のコンセントの1口は1500Wの
消費電力の場合が多いですが、イルミネーションの配線はこの消費容量を
オーバーしないようにしなければなりません。
うっかり電気容量以上の接続してしまうと、発熱や発火の原因にもなるので
とても危険です。よくたこ足配線でも注意されていますよね。
イルミネーションの消費電力の合計が1500Wを超えるようであれば
屋外コンセントを増やす必要があります。
なのでイルミネーションの飾りのデザインを考えていくうちに、
段々とたくさんのイルミを飾ることになった場合には・・・
事前にイルミの消費電力を計算しておいて、屋外コンセントが
いくつ必要になるのか?を考えておく必要がありますね^^
面倒でも安全にイルミネーションを楽しむ為には必要なことなので
しっかりと電源の準備をしましょう。
クリスマスイルミネーションの配線方法のポイント
さあて、屋外コンセントを業者に設置してもらって電源を確保したら
次は配線をしていきましょう。
コンセント一口の消費電力を超えてしまうと発火して火事の原因に
なることもあるので危険なので繋ぐイルミネーションの電力を把握して
おきましょう!ということを先程もお伝えしました。
なのでイルミネーションの消費電力量が、コンセントの電気容量以内に
収まるように配線するようにすること!
でも実はこれがなかなか難しいのです。
最近はLEDで消費電力が少ないので、小規模のイルミネーションであれば
問題ありませんが広範囲のため電源を2口でやる場合は難易度高しです。
イルミネーションの配置の全体図と消費電力を書き込んだ設計図を作って、
配線を計画しましょう。
このライトはどっちの電源を使うのか・・
場合によっては配置を変える必要があるかもしれませんね。
また防水延長コードは一応、防水処理をしているとはいえ水溜りなど完全に
水の中にどっぷりと浸かっている状態は避けた方がいいでしょう。
お庭などでは地面や芝生などに直接を置くと水溜まりに浸かってしまう
ことがあります。雪が降る地域であればなおさら地面に置くと危険ですよね。
コードを下に這わせる場合は花壇の上や段の上など、なるべく水がたまらない
場所を通るように配線するといいでしょう。
また夜はあまり目立ちませんが、昼間は配線のコードが目立つので
なるべく一カ所にまとめた方がスッキリしますよ。
こられの要素を考えて上手く配線をしていきましょう。
イルミネーションを飾るにはデザインのアイデアなどのセンスだけでなく
電源や配線などの細かな準備がこっけう重要で必要なんですね^^;