日本の梅雨は高温多湿になりがちです。その為、身体の中の水分も
飽和状態になりがちで、水が余り過ぎる上に代謝が悪くなる傾向にあります。

それはむくみや下痢、便秘、水太り、食欲不振など原因になります。

このような梅雨の時期の体のだるさなどの体調不良は「湿邪」と呼ばれ、
湿邪の対処法としては「利水」がポイントとなってきます。

これらに効くおすすめの食材としては

などです。

また「湿邪」には香りのある物もいいとされているので、
「みょうが」や「大葉」にも効果があります。

さらに甘みのある食材は疲れを癒して痛みを緩和する効果があります。
湿邪に効果的と言われている甘味のある食材は例えば、「桃」や「さくらんぼ」
「ジャスミンティー」などです。

ただし過剰な甘みは反対に体内に水を滞らせてしまうので、
香りのある物と代謝をあげる辛味のあるものと摂ることで循環を良くします。
 

また、体が冷えているのに、レタスやトマト、きゅうりなどを生野菜のまま
サラダとして食べてしまうとますます体を冷やしてしまいますので
野菜類は身体を温めるような調理法を選ぶようにして下さい。

身体の冷えが気になる場合には、じゃがいも、人参、トマトなどを
温かいスープにすると温まりますので体への影響が良くなります。

また、体調が悪い場合は胃腸が弱っている可能性もあるので、
そんな時に揚げ物などの料理は消化に悪くなってしまいます。
それに揚げ物は高温調理のため本来の食材の性質が失われやすくなっています。

調理の仕方を一つ変えるだけでも身体への影響は大きく変わってくるので
材料と調理法をしっかり選んで梅雨の体調不良を乗り切るようにして下さいね。