皮ごと食べられる新じゃがいも。これって単に皮を向く手間が省けるー
ってだけじゃなく皮に含まれている栄養素を効果的に取り入れることが
できるってことなんです。
でも普通は皮をむいて食べるジャガイモなのに
皮ごと食べて大丈夫なのでしょうか?!
それに皮って土に直接触れていたわけだし、農薬が付いていることもあるし・・・
じゃあ無農薬の新じゃがいもじゃないと皮ごと食べたら、逆に体に悪いんじゃ・・・
これってどうなんでしょうか?
新じゃがいもの皮にはどんな栄養があるの?
まずは新じゃがいもに含まれている栄養について見てみましょう。
まずメインはビタミンです。じゃがいもはビタミン類がたくさん
含まれていますが、新じゃがいもは特にビタミンCが豊富です。
ビタミンCはシミ、ソバカスの原因になるメラニン色素を抑えたり
予防する効果があります。美容には欠かせない栄養素ですよね^^
またカリウムもたくさん含まれています。
カリウムは体内の塩分の排出を助けてくれる役割があり
血圧を下げる効果があるといわれています。
他にも鉄分、カルシウム、マグネシウム・・・
ちなみに鉄分は、約90%が皮に含まれています。
美容にも健康にもいい栄養素が含まれているんですね。
となるとやっぱり皮ごと食べて、栄養もたっぷり取りたいですよね。
新じゃがは皮ごと食べて大丈夫?皮に毒素があるって本当?!
じゃがいもの芽には毒素があるので絶対食べないように!
というのは常識ですよね。でも皮にも毒素があるって聞くけど・・・
その通りなんです!でも皮のどの部分にも含まれているのではなく、
毒素が発生していることがある、ということなんです。
なので毒素が発生していない物だったら皮ごと食べても大丈夫ってことですね。
実はそれを見分けるのはとっても簡単。皮を剥いていると緑色になっている
部分があることがありますよね。これが天然毒素ソラニンなんです!
通常はそうなっている場合、多めに剥いて取り除けばOKです。
新じゃがいもだと皮と食べる場合があるので、食べる前に
緑色になっている部分がないかよくチェックしましょう。
新しいじゃがいもにはソラニンは発生しにくいので、新じゃがいもは
緑になっているのは少ないようです。
ただしソラニンは加熱してもなくならず、嘔吐・下痢などの症状を
起こすので甘く見るのは禁物ですよ~
新じゃがを皮ごと食べる時に農薬は大丈夫?新じゃがいもの洗い方って?
後は気になるのは残留農薬ですよね。皮を剥けば農薬が残っていても
取り除けるから安心だけど、皮ごと食べるってどうなの?
と気になり出したら、不安になっちゃいますよね。
これは個人の感じ方の違いにもなりますが、基本的には国産の野菜で
あれば残留農薬の規定があるので、出荷される状態の時には農薬の害が
無くなるようにされています。
また意図的に法律無視されていることも考えられますが、農薬って
根菜よりも葉ものの方が残りやすいとされています。
ということで農薬という点ではあまり神経質にならなくても
大丈夫じゃないかなぁと思います。
でも気になるときは気になる!というのも分かります^^;
その場合は食器用洗剤を使ってスポンジで洗いましょう。
流すときは長めによく洗剤を落としてくださいね。
でもこれはあくまで農薬を洗い流す場合の洗い方です。
新じゃがいもの洗い方としてはあまりおすすめできません。
というのもじゃがいものメインの栄養素、ビタミンは水溶性なので
水で長く洗うと流れ出てしまうのです。
また新じゃがいもは柔らかいのでスポンジでゴシゴシすると
皮が剥けてしまうことも。。。
新じゃがは手で優しく洗うのが正解です。
付いている土はしっかり落としましょう。
洗い終わったらキッチンペーパーで水気を良く切ります。
間を取るならば、食器用洗剤を混ぜた水で手でしっかり洗うのが
ベストなのではないでしょうか!
気になるとせっかくの新じゃがいもも美味しく頂けないので、
自分なりに納得できる洗い方をして食べましょう^^