熱中症予防のためには、水分補給が大切です!
この季節、耳にタコが出来るほど聞く言葉ですよね。
でも、水分の他にも摂取しなければならない成分があるのをご存じでしょうか?
熱中症の予防にスポーツドリンクが有効なのはどうしてなの?
それは、ナトリウムやカリウムなどの「電解質(イオン)」です。
何となく難しい専門用語のように思えてしまいますが、電解質は
ミネラルと呼ばれる分類に属す成分で、人間の体液、つまり「汗」に
含まれています。
参考ページ:「熱中症を予防する水分補給の正しいタイミングとは?」
専門的なことはさておき、熱中症対策のためには
「汗をかくとナトリウムやカリウムなどの成分が一緒に出て行ってしまう。
だから定期的に補給しなきゃダメ!」と覚えておけばOKです。
そう言われてみると、飲料メーカーが夏場に出すCMなんかでは
「イオン飲料」とか「ミネラル補給」とかいうフレーズを
使っているのを思い出しませんか?
あれは全部「熱中症対策に有効だよ!」と言っているんですね。
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スポーツドリンクは熱中症を予防する成分の違いってあるの?
熱中症対策の飲み物として最初に思い付くのが、ポカリスエットや
アクエリアスに代表される、いわゆるスポーツドリンクではないでしょうか。
これらは「汗をかいたときの水分補給」を目的に作られているため、
熱中症対策にはピッタリです。
ところで、この代表的なふたつのスポーツドリンクですが、
実は明確な違いがあります。
それは甘味料の違い、「ブドウ糖」の有無です。
ポカリスエットに含まれる甘味料は「ブドウ糖」なのに対して、
アクエリアスには「果糖」が使われています。
どちらも糖分の一種なのですが、ブドウ糖の方が身体のエネルギーとして
早く変換されるという性質があります。
そのため素早く栄養をチャージしたいような場合は、ポカリスエットの方が
適していると言えそうですね。
逆にアクエリアスにはクエン酸が含まれているため、緊急度が低く
疲労回復が目的の場合は、こちらの方が良さそうです。
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熱中症を予防できるスポーツドリンクの簡単な作り方
とはいえ、毎日ペットボトル飲料を何本も買っていては、
お金がかかってしまいますよね。
コストが気になるという方は、『経口補水液』を手作りしてみてはいかがでしょうか。
作り方は簡単で、1Lの水に塩2g(小さじ1/2)と砂糖25g(大さじ3)を混ぜるだけです。
甘さが苦手という場合はレモン果汁などを加えると、飲みやすくなる上に
クエン酸も摂取できてオススメです。
ただし、自宅で手作りする場合は雑菌の繁殖が心配ですので、
作り置きはしないようにしてくださいね。
スポーツドリンクはご自宅でも簡単に手作りすることはできますが
その都度、塩と砂糖の量を量って作るのも面倒だという方には
スポーツドリンクが粉末になっているパウダー状のものなら
必要な時に水で溶かすだけで簡単にできるので便利ですよ。
定番のポカリスエットやアクエリアス以外にも色々な種類があります。
「スポーツドリンク(粉末 ・パウダー)」をチェックする>>
これなら急な発熱などの際にも、わざわざ重たいスポーツドリンクを
買いに行く必要もないし、保存場所も取らないので常備しておくと
いざという時にとても助かりますよ。
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