きらびやかな雛人形はお部屋あるだけでぱっと華やかになりますよね。
子供もキラキラした目でずーっと見ていたりして・・・
決して安い買い物ではない雛人形なのでずっと保管したままなんて
もったいない!!出来るだけ飾って楽しみたいですよね。
でも、雛人形を飾るにはちゃんと決まった時期があるのを知っていますか?
そして時期だけじゃなく、置く部屋、方角、飾り方・・・
色々決まり事があるんです^^
そんなの気にしなくても大丈夫よ~なんて言われても、
大切な娘さんの為にも正しい飾り方をきちんと知っておきましょう!
雛人形はいつから飾ればいいの?
雛人形は遅くてもひな祭りの一週間前には出す物とされています。
あまり遅れると今期が遅れるという言い伝えも・・・!!
でも可愛い娘のために用意した雛人形、この日までに出さないといけない
というよりもどちらかというと早く出したくてたまらない!
って方が多いのではないでしょうか?
しかし早ければいつでも良いっていうわけではないんです。
ひな祭りは春の行事なので、ちゃんと春になってから出すもの。
早くても立春、つまり節分の翌日にしましょう。
しかも節分で厄払いをした直後なので縁起も良いんです^^
でも節分の翌日は豆まきの片付けもあるしまだ出せない!!
そんな場合はどうすれば良いでしょうか?
一つの方法は大安に飾ることです。
大安は縁起の良い日なので何を始めるにもOKな日なんですよ♪
また「雨水」という時期に飾ると良縁に恵まれるとも言われています。
2017年は2/18~28です!飾る場所は明確には決まっていないものの
東向きか南向きが良いとされています。
お雛様が痛まないよう湿気が少なく直射日光の当たらない部屋にしましょう♪
では片付けるのはいつが良いのでしょうか?
よく片付けるのが遅れると婚期が遅れる!と言われますよね。
でもこれは3/3にしまわなければいけない!というわけではないんです。
遅くとも2週間以内であればOK。しまうときに湿気で雛人形を痛めないよう
晴れた日にしまいましょう。つまりひな祭り後の晴れの日にしまえば良いっ
てことですね。
ただし地元の風習によって色々決まりがあるのも事実です。
もし地元ではっきり決まっているようならそれに従う方が得策です!
雛人形の並べ方♪順番は?京風・関東風ってなに?
内裏雛のうち男雛ってどちらにおかれているイメージがありますか?
右と左意見が分かれると思います。これが京風・関東風の違いなんです!
京風とは日本古来の右の位置の方が上座という考えから
「向かって右」に男雛が置かれます。
一方、関東風とは「向かって左」を上座としてそちらに男雛が置かれます。
これは西洋スタイルの取り入れで大正天皇が即位の菜の皇后陛下の
右側に立たれたことから・・・など理由には諸説あります。
どちらにするかは地域次第、もしくは買った店の展示の仕方に倣うのもありです。
一番上の段に内裏雛を並べたら各アイテムを綺麗に持たせて両脇に
ぼんぼりや後ろに金屏風を飾りましょう。
二段目は三人官女です。
向かって左から加銚子・島台・長柄銚子を持った順に並べます。
真ん中は眉無し・お歯黒の人形、両脇は外側の足を前に出しているようになります。
人形の間には高杯を置きます。
三段目は五人囃子!
左から太鼓、大皮鼓、小鼓、笛、扇の順番にします。
大きい楽器順に左から並ぶようになっていますね!
四段目には向かって右側に年寄りの左大臣、左側に若い方の右大臣を置きます。
右大臣と左大臣の間には白酒を、両脇には菱餅を供えましょう。
五段目の仕丁は顔で覚えると覚えやすいです!
左から怒・泣・笑の表情順です。
持ち物だと台笠、沓台、立傘ですね。
左には橘の木を、右には桜の木を飾ったりします。
六段目七段目にはお道具を飾ります。
たんす、鏡台、火鉢、重箱、御所車など色々ありますね。
はっきりと決まってはいませんが六段目に小さめの物、七段目に大きい物を飾るとバランスが
とれて見栄えが良くなりますよ^^
これが基本の七段のお雛様の飾り方です!大事なのは人形の順番ですね。
あとはバランスが良くなるように全体を見ながら飾っていきましょう!!