化粧品の分類は医薬品と医薬部外品とに分かれていますが
この違いは何なのかを少し調べてみました。
化粧品で医薬部外品と医薬品という扱いをしているものが
ありますが、医薬品扱いのものは治療に使われるもので、
お医者さんが処方しないと使えません。
日本では医薬品扱いの化粧品はほとんどないと言えます。
個人輸入などで海外から購入する人も稀にいるようですが、本来は医師の診断の
もとで使わなくてはいけないものですので、それなりのリスクが生じる可能性も
視野に入れておく必要があります。
多くの化粧品は医薬部外品と化粧品に分けられていて、この医薬部外品というものは
化粧品よりもやや多く有効成分が配合されていると言われています。
美白成分が高濃度に配合されている化粧品は
医薬部外品扱いとされているものが多いです。
医薬部外品は医薬品と化粧品の間に位置付けされていますので、
医薬品まで効果はないけれど、化粧品より効果があるということになります。
何らかの効能・効果をうたう場合には医薬部外品の表記は必須となり
普通の化粧品では効果、効能を表記することはできません。
表記してしまうと薬事法にふれてしまいます。
“ 治療に有効とされている成分が配合されている ”
“ 使うことで症状が緩和される可能性がある ”
というものは医薬部外品となっています。
医薬部外品表記でよく使われている成分は、
- ビタミンC誘導体
- ヒアルロン酸ナトリウム
- トラネキサム酸
- セラミド
などがあります。
化粧品を購入する際には、成分表記や記載されている内容も
よく見て購入するようにしましょう。