ついつい怠りがちなイルミネーションの防水対策。
でも忘れるととっても危険です!
きれいなイルミネーションは電気をたくさん使っています。
そこに屋外=濡れるという環境が加わると・・・
水×電気って危ないですよね^^;
防水を怠るとイルミネーションが壊れたり、漏電をおこしたりして
とっても危険なんでですよ!
せっかくのクリスマスを楽しむために飾っているイルミネーションです。
安心して安全に楽しめるように防水対策のコツをご紹介します。
イルミネーションのコネクタ(連結部分)の防水方法
広範囲に飾るイルミネーションの場合だと延長コードをつなげて
電源を引っ張るのでどうしてもコードの連結部分ができてしまいます。
この延長コードのコネクタ部分に隙間があると水が入り込んでしまい
漏電を起こしてしまう危険があります!
しかも延長コードって芝生に這わせていることもありますよね。
そのように燃えやすいものが近くにあったら・・・恐ろしいです。
それではコネクタの連結部分はどんな防水対策ができるでしょうか?
まず延長コードを繋ぐ場合は、しっかりと密閉できるように同じタイプの
防水型プラグで連結するようにして水や埃の侵入を防ぎます。
これでバッチリ!いえいえ、まだまだこれでは不十分です。
さらにコードの連結部分を保護します。
なるほど!と・・・ここで思いつくのがコネクタ部分を保護するんだったら
コードのビニール部分が破れたときもビニールテープで補強していたし・・・
「ビニールテープでぐるぐる巻きにすれいいか!」というアイディアです。
しかし残念ながら屋外で使用するならビニールテープでは力不足なのです。
というのも、しっかり留まるように思えるビニールテープは
濡れると粘着性が弱くなってくるという欠点があるのです。
なので雨風にさらされることで段々と粘着成分が弱くなっていき、
防水効果が薄れてしまうのです。
だんだんビニールテープが剥がれてコネクタ部分がむき出しに!
なんてことになってしまいます(T_T)
じゃあどうすればいいの?
そこで使えるのが「自己癒着テープ」です!
ん?あまり聞いたことのないテープですよね。
なんだか健康療法みたいな名前です(笑)
でもホームセンターなどで簡単に手に入れることができますよ。
楽天市場【自己融着テープ】はこちら>>
この「自己癒着テープ」はブチルゴムからできていて耐水性・耐久性に
優れていて電気の絶縁性もあるので、漏電対策にはぴったりのテープです。
テープ自身には粘着力がなく、重ねて巻いていくと・・・
テープ同士が一体化して留まるという不思議なテープです。
なので「自己融着テープ」は正しい使い方をしなければいけません。
巻き方のコツは、テープを引っ張りながら半分くらい重ねつつ
少しずつ巻いていくこと。
しっかり重ねてテープ同士を粘着させていきましょう。
コネクト部分が大きめであれば、市販の防水仕様のコンセントBOXに
入れてしまうのもアリです。
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このようなしっかりした専用のボックスに収納しておけば安心ですね^^
イルミネーションのコントローラー(制御装置)の防水方法
イルミネーションによっては点滅時間や点灯パターンを変えられる
コントローラーがついているものがあります。
イルミネーション自体が防水型や防雨型でもコントローラーは防滴加工は
されているものの防水仕様ではないものが多いので、そのような場合には
必ず防水対策をして保護する必要があります。
それに防水性があるコントローラーであっても、全く何も対策をしていないと
雨風や直射日光に当たると劣化は早くなってしまいます。
特にコントローラはスイッチやボタンがついているので、故障すると
せっかくのお気に入りのイルミネーションも好みの点灯タイプに変える
ことができなくなってしまいますよね。
そうならないためにもコントローラーの防水対策も必ずとっておきましょう。
ではコントローラの防水はどうすればいいのでしょうか?
■コントローラーの防水処理① ビニール袋で覆う
これが一番手軽な対策方法です。注意しなければいけない点は、
ビニールの口をしっかりと密閉しないということです。
えっ、防水対策なのに密閉しないの?!と思いますよね。
しっかりと密閉してしまうと通気性が悪くなり、昼と夜の温度差で
中に水滴が発生してしまうことがあります。
そうなるとぜっかくの防水対策が逆効果になってしまいます^^;
そうならないように口はヒモなどで軽く縛るようにして下さいね。
結束バンドを使うと緩さを調整できるので便利ですよ。
またできれば面倒ですがこまめにビニール袋を変えるとよりいいです。
そしてもう一つ大切なポイントがあります!
それは袋の閉じ口を必ず下になるようにすること!
これはなぜ?かお分かりですよね^^
そうです!口を上に向けていると、雨が入り込んでしまいますね。
これでは防水対策の真逆になってしまいます
気がつけばコントローラがビニール袋の中でタップンタップンに
浸かっていた~!なんてショック過ぎます^^;
それにどうしても付いてしまった結露を口を下にしておけば、自然と
水滴が落ちていってくれますね。
■コントローラーの防水処理② プラスチックケースに収納する
ビニール袋じゃなんだか心配だな~・・・なんて方には
プラスチックケースに収納しちゃいましょう。
100均で売っている半透明のタッパーに、コードを通す穴を開けて
簡単に自作することができますよ。
①タッパの側面にコードを通す穴をあける。
②穴の真上から穴にかけて、穴にコードを通すための切り込みをつける。
③コードを通して穴の周りはテープで補強しておきましょう。
タッパのフタを閉めれば完成です!
タッパーを買う時はコントローラーのサイズをちゃんと確認してから
プラスチックケースを購入するように注意して下さいね。
でも自作するのは面倒くさいな~って方には
↓こんな便利なものがありますよ!
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といっても2つとも完璧な防水ではありません。
そのまま地面に置くと水溜りに浸かってしまうこともあります。
できるだけ木や柱などに取り付けるなどして、水に浸からないための
対策もしておきましょう。