アスファルトに照り返す日差しや、むせかえるようなムンムンとした湿気など
年々夏の暑さが厳しくなっているような気がしますよね。
熱中症になる割合も昨今では増えてきているように思います。
体力がある男性でも熱中症で倒れてしまうのも珍しくありません。
最近では熱中症対策グッズなども色々と販売されていますが、
熱中症を予防できる食べ物を日々の食事などからも取り入れて
上手く熱中症の対策をしましょう。
熱中症を予防する朝食には味噌汁が効果的!
人間は寝ている間にも大量の汗をかきます。特に熱帯夜など寝苦しい日だと、
目が覚めたときに汗がびっしょり、ということもありますよね。
寝不足でもないのに朝から体調が悪い・・・なんて人は、寝ている間に
汗をかいたせいで、既に熱中症になりかけているのかもしれません。
参考ページ:「熱中症の予防は室内ではどうすればいい?危険な温度と湿度って?」
そんなときは、熱中症予防のMVPと言っても過言ではない
味噌汁を朝食に加えましょう。
味噌汁は適度な塩分と水分が同時に補給できる上に、味噌の酵母には
アミノ酸やビタミン、ミネラルまで含まれているという優れものです。
具をナスやカボチャにすれば、熱中症予防になりますね。
参考ページ:「夏バテに効く!食欲がない時に夏野菜を使った料理」
梅干しとご飯に味噌汁、といった日本の伝統的な朝食メニューは、
実は熱中症対策にピッタリな先人の知恵なのです。
夏の朝食には熱中症予防にピッタリなお味噌汁で元気の補充をしましょう!
熱中症を予防する食事レシピは発汗作用のある夏野菜カレーがおすすめ
熱中症を防ぐために大切なのは適切な水分補給、そして忘れてはならないのが
塩分の補給です。その理由は、ずばり汗。
参考ページ:「熱中症予防にスポーツドリンクが効果的な理由とは?」
熱中症は体内に熱がこもることで起きます。
体温調節は発汗によって行われるのですが、汗をかきすぎて脱水症状を起こし、
体温調節が出来なくなる・・・というのが熱中症になってしまうパターンですね。
ですが、そもそも汗をかきにくいために熱中症になってしまう、という人もいます。
クーラーの効いた部屋で長時間過ごしていると、汗をかかなくなってしまいます。
そんな人にオススメなのが、発汗作用のある食材を使った熱中症予防メニューです。
・豚肉:150g
・玉ねぎ:2個
・人参:1本
・夏野菜:適量
・ニンニク、ショウガ:各ひとかけ
・市販のカレールー:1/2箱
・水:500cc
・コンソメ:大さじ1
・塩コショウ:少々
■作り方
①みじん切りにしたニンニク、ショウガを炒め、火が通ったら
豚肉、玉ねぎ、人参を加えて更に炒める。
②水とコンソメを入れて、沸騰する直前くらいにアクを取り、カレールーを入れる。
③煮込んでいる間に、夏野菜をソテーして、軽く塩コショウを振っておく。
④30分ほど煮込んだらソテーした夏野菜を一緒に盛り付けて完成。
カレールーには発汗作用のあるスパイスが入っていますし、ニンニクや豚肉で
スタミナ回復効果もバッチリです。
夏野菜には熱中症予防に効果のあるナスやピーマンがオススメ。
また、トマトにも熱中症を防ぐ成分が豊富に含まれています。
冷やしたトマトを添えれば辛さも中和できるので、ますます食が進みますね。
トマトは煮込み料理にも向いているので、ただ添えるのではなく
カレーと一緒に煮込んでも美味しいのでおすすめですよ。