暑中見舞いが子供の友達や学校の先生から来たりしたら
お返事に何を書いたらいいのか?書き方を子供に聞かれたら
どのように教えてあげればいいのでしょうか?
友達なら好きなことを書けばいいけど、先生からだと
お返事をどうやって書いたらいいのかちゃんと説明できなくて
親も困ってしまうことがあるかもしれませんね。
子どもにとって手紙を書く練習にもなるので、どのような内容で
暑中見舞いを書けばいいのかを分かりやすく説明してあげて、
せっかくの機会を大切にしてあげましょう。
暑中見舞いの書き方を子供に教えてあげよう!
まず初めに、子ども自身が暑中見舞いをどうして出すのか、
どのようなことを書くのかを教えてあげることは大切です。
日本の習慣であり、社会に出ても続くであろうこの習慣の理由を
子どものころから理解しておくのは必要ですよね。
ですから、いただいた暑中見舞いを一緒に子どもと読んでみて、
暑中見舞いとは相手への気遣いを表すためのものだということを
きちんと理解させてあげるようにしましょう。
そして、返事をすることの大切さも同時に教えます。
次の段階として、下書きを作ります。
はじめからハガキに直接書いてもいいのですが、最初から上手く書けない
と思いますので、まずは下書きを書いてからにするといいでしょう。
書く内容は6つあります。
①挨拶の言葉
②季節に合った話または相手への気遣いの言葉
③自分の近況や、夏休みの様子など
④健康を願う言葉
⑤日付
⑥宛名
です。
現代っ子はメールやLINEでのやりとりが多いと思いますので、
手紙や葉書などを直筆で書く機会がとても少ないと思います。
ですが、綺麗な正しい日本語の文章を書く練習にもなりますので
子どもと一緒にかわいい暑中見舞いのハガキを選んで、
親子で一緒に楽しみながら書くといいですね。
暑中見舞いのハガキが先生から来たら返事はどうする?
学校の先生から暑中見舞いのハガキをもらったら、学校が始まったら
どうせ会えるし~などと考えずにすぐに返事を送るようにしましょう。
書き方は上記の①~⑥と同様です。
型にはまった文章よりも、もう少し砕けた感じの方が親しみがあるので
普段の話し言葉に少し近い文章のほうがいいかもしれませんね。
また、「新学期に先生に会えるのを楽しみにしてます」
などの一言をいれると、先生も嬉しくて
思わずニヤケちゃうかもしれないですね^^
暑中見舞いを子供が書く場合の例文
小学校低学年であれば漢字を無理に多用する必要はありませんが、
高学年であればすでに習った漢字は積極的に使う方がいいでしょう。
先生へ送る例文を挙げてみます。
最初は低学年バージョンです。
○○せんせい
まいにちとってもあついですがおげんきですか?
ぼくはまいにちはやおきしてラジオたいそうをしています。
こんどがっこうでせんせいにおあいできるのを
とってもたのしみにしています。
せんせいもたくさんたべて
たおれないようにきをつけてください。
次は高学年バージョンです。
○○先生 毎日暑い日が続いておりますが
いかがお過ごしでしょうか。
僕は毎日塾に行って○○学校にはいれるように
頑張って勉強しています。
先生からいただいた宿題ももちろん頑張っていますよ。
○○先生は田舎に帰ったりされるんですか?
お忙しいと思いますがお身体に気を付けてお過ごしください。
新学期に先生に会えるのを楽しみに待ってます。
こんな感じで書けるかもしれません。
例文から分かるように、子ども自身が辞書を引かないと分からないような
難しい言葉や敬語を使う必要はありません。
です、ます調を使って子ども自身が自分の気持ちを自分の言葉で
自然に伝える方が先生も嬉しいでしょう。
大人は堅苦しい暑中見舞いをイヤというほど毎年もらっているので、
子どもは子どもらしく楽しいお手紙を書くのが一番です。
お友達に送るときにはさらに普段のような会話にできますね。
例えば
きょうもあついね。
おひさまみたいにぼくたちも
げんきにたくさんあそぼうね。
げんきでね。
という感じです。
親は子どもに暑中見舞いの目的を丁寧に教えてあげましょう。
送るタイミングだけ親がよく注意して、書く内容は
その子らしさがでるように子ども自身になるべく考えてもらいましょう。
そうすれば受け取る人もきっと喜ぶ暑中見舞いになること間違いありませんよ!