ハロウィンといえば・・・かぼちゃに目と口がある
お化けのようなアレですよね!
そうそうアレ、アレ!あれっ、あのカボチャって・・・
何て言う名前だったかな?!
そもそもハロウィンで飾られるあのかぼちゃって
なぜ飾られるようになったのでしょうか?
また、かぼちゃのお化けってとっても難しくて面倒そう
だけれどどうやって作るのでしょうか?
簡単にできる作り方もご紹介しますね。
ハロウィンのかぼちゃのお化けの名前って何て言うの?
ハロウィンのお化けかぼちゃの名前は「ジャック・オー・ランタン」です。
あ~!そうそう、聞いたことある!のではないでしょうか?
ランタンとあるようにかぼちゃをくり抜いて中に灯りを入れています。
ハロウィンは魔除けのお祭りだったため、当時は魔除けの火が
配られていました。その火がランタンとして残っているのです。
ではこの「ジャック・オー・ランタン」の名前の由来は何でしょうか?
これはスコットランドのある伝説が名前の由来になっています。
それはこんなお話・・・
昔あるところにジャックという鍛冶屋の男がいました。
ジャックは口が悪く卑怯で、ずる賢い男でした。
最低野郎ですね^^;
そんなジャックが臨終を迎えた時、当然地獄行き決定!だったのですが
そこは口の上手いジャックのことです。ずる賢く巧みに言い逃れをして
なんと生き返ってしまいます!
地獄行きを免れて天国に行くならまだしも、また生き返らせてもらうなんて
どれだけ口が上手いんだ!って話ですよね^^;
それなのに、それなのに・・・・
生き返った後は生まれ変わったように善い行いを・・・なんてするわけがなく
更に悪い行いを続けまくって、また一生を終えます。
さぁ、今度ももちろん天国に行くことはおろか地獄にさえ行くことができません。
しかも一度言い逃れているために生き返らせてもらうことさえできず・・・
とうとうどこにも行く場所がなくなってしまいます。
そこでジャックは地獄の火がついた石炭ををなぜか拾ったカブの中に入れて、
その灯りを持ちながら死の世界とこの世の間をウロウロと永遠に彷徨っているのです。
というお話なんです^^;
あれ?カブ??カボチャじゃないの?って思いましたか?
ジャックが持っていたランタンはもともとカブだったんです!
スコットランドではカブがより一般的な野菜だったのです。
その後アメリカでハロウィンが広まっていくにつれて、カブよりも
かぼちゃの方が多く収穫されていたので、ハロウィンではかぼちゃを
使われるようになったのです。
カブだとちょっと印象が変わりますね・・・。
ハロウィンは死者の霊、悪霊が彷徨うとされているので、ランタンを持って
彷徨い続けるジャックの物語をリンクさせて、ジャック・オー・ランタンを
灯すようになったのです。
確かに悪霊に魂を取られないよう、地獄で悪魔相手に言い逃れることができた
ジャックを模したものを飾れば心強いでしょうね。
本物のかぼちゃで作る「ジャック・オー・ランタン」の作り方
ハロウィンで是非飾ってみたい本物のかぼちゃで作る
「ジャック・オー・ランタン」はどうやって作るのでしょうか?
かぼちゃをくり抜いて作っているジャック・オー・ランタンは
一見難しそうですが意外と簡単に作ることができるんですよ^^
ぜひジャック・オー・ランタンを手作りしてみましょう。
まずかぼちゃは普段食べるカボチャではなく、大きくて皮がオレンジ色の
観賞用で売られているかぼちゃを使います。
ホームセンターや生花店などのフラワーショップ、ネットで買うことができ、
特にハロウィンの時期は簡単に手に入れることができます。
ジャック・オー・ランタンの手作りキットとして売っていることもありますよ。
観賞用かぼちゃを選ぶポイントは4つです。
ではジャック・オー・ランタンを作ってみましょう!!
細かいものや曲線は後で切り取るのが難しいので注意しましょう。
②上の部分を切り取ります。
後で蓋として戻すなら斜めに切れ込みを入れて蓋が落ちないようにします。
③スプーンや、大きいものであればスコップで中身を掻き出します。
この時スプーン等で最後まできちんと掻き出さないと腐りやすくなります。
④顔の線にそってナイフを入れ、目・鼻・口の穴をあけます。
切り込みを入れてからぐっと押すと取りやすいですよ。
⑤天日干しをしてよく乾かせばジャック・オー・ランタンの完成です!
動画で見ると分かりやすいので参考になる動画を載せておきます^^
★初心者用★基本のジャック・オ・ランタンの作り方
かぼちゃの中にキャンドルを入れたら、かぼちゃのお化けの顔が
灯されてハロウィンの雰囲気が出ていい感じです!
最初は戸惑うかもしれませんが慣れれば30分ほどでできるようになりますよ。
大きいものから小さいものまで色々なサイズのジャック・オー・ランタンを
作ってみてくださいね。