エアコンのお掃除は面倒なものですが、放っておくと
思わぬ病気になってしまうこともあります。
その原因は、エアコン内部に溜まったほこりやカビ。
エアコンは一度お部屋の空気を吸い込んでから吐き出すという仕組みのため、
内部にほこりが溜まりやすく、また湿度も高くなるのでカビが発生しやすいのです。
ほこりやカビの影響で起こり得る健康への悪影響には、喘息の発作や
ハウスダストアレルギー、それに肺炎があります。
エアコンの掃除をサボると怖いアレルギーに罹るって本当?
エアコンで肺炎!?と思った人もいるかと思いますが、初夏~真夏の季節で
特に気を付けたいのが「夏型過敏性肺炎」です。
この病気はエアコンから吹き出す風に乗って室内に飛び散ったカビを吸いこむことで
起きる、アレルギー性の肺炎のこと。別に風邪を引いているわけでもなさそうなのに、
エアコンをつけると咳が止まらなくなる、なんて人は要注意です。
悪化すると呼吸困難を引き起こす可能性もあり、最悪の場合は命に関わる危険も。
自分に当てはまるかも・・・?
と気になるようでしたら、病院で受診してみましょう。
小さい子供への影響力は大人よりも大!
お子さんが小さいと、逆にエアコン掃除のときのほこりっぽさが気になって、
タイミングがなかなか見つからない・・・といったケースもありますよね。
でも、子供は大人よりも抵抗力が低いため、ほこりやカビの悪影響も受けやすいです。
だからといってエアコンを使わないというのは、子供は体温調節も
大人より苦手なため、あまりオススメ出来ません。
エアコン掃除中は他の人に別室で見ていてもらうなど工夫しながら、
なるべくこまめにお掃除するようにしましょう。
エアコンの掃除の頻度はどれくらいがベスト?
ほこりが溜まりやすいフィルターのお掃除は、
二週間に一度が適切と言われています。
今はお掃除機能付きエアコンも売られていますが、実は自動で綺麗に出来る
範囲は限られていて、残念ながら完璧に綺麗にはなりません。
そのため、最低でも半年に一度はエアコン掃除が必要です。
いかがだったでしょうか。使い方次第で良くも悪くも健康に影響してくる
エアコンですから、きちんとお掃除して上手に活用したいですね。