屋外レジャーが盛んになるこの季節、怖いのが熱中症ですね。
少しでも油断すると、魔の手は容赦なく襲い掛かってきます。
もし家族や友人が熱中症になってしまったら、どうしたら良いのでしょうか。
そんなとき誰でも簡単に適切な処置が行える方法をご紹介しますので、
是非レジャーに出かける前に覚えておいてくださいね。
スポンサードリンク
熱中症が疑われたら、とにかく身体を冷やすこと!
熱中症は身体の中に熱が篭もってしまうのが原因で起きる、様々な健康障害の総称です。
多くの場合が脱水症状を起こしているため、水分を補給させるのと同時に、
身体を冷やしてあげるのが最善の処置となります。
そうは言っても、冷たい水を一気に飲ませてしまうのは、胃痙攣を起こす
可能性があるのでNGです。
水分補給はなるべく常温に近いものを、ゆっくりと飲ませるようにしましょう。
参考ページ:「熱中症を予防する水分補給の正しいタイミングと水分量とは?」
身体を冷やすものは保冷材か氷枕があれば良いのですが、なければ冷やした
ペットボトル飲料などでも代用できます。
その際は直接肌に当てると急激に冷えすぎてしまうため、必ずタオルなどに
包むようにしてください。
保冷剤はカチカチに固まったものより、身体にフィットする
ソフトタイプのものが使いやすいです。
↓こちらの「クールアイスベルト」は首周り用ですが、色々な部位を
冷やすのに適した形ですので1つ用意しておくと役立ちますよ。
洗濯できるので清潔に使えて、繰り返し冷やして使えます。
熱中症対策の「冷却・保冷グッズ」をチェックするならコチラ>>
袋を叩くだけで瞬間冷却する保冷剤もありますので、外出時にバックに
入れておくとイザという時に役に立ちますよ。
スポンサードリンク
身体は内側からではなく、外側から冷やさなければなりません。
効果的に身体を冷やせるのは、次の部分です。
・脇の下
・足の付け根
・頭頂部
脇の下や足の付け根など動脈のそばを冷やしてあげると、身体を巡る
血液が冷えて体温が下がりやすくなります。
頭頂部も熱を持ちやすい場所ですので、ここを冷やすのも効果的ですね。
首にも太い血管が通っているため有効だと言われていますが、
ひとつだけ注意点があります。
首の後ろや後頭部には体温調節をする器官があるため、この器官まで冷えると
逆に「寒いのかな?」と身体が勘違いをして、体温を上げようとしてしまいます。
首を冷やすと気持ちが良いのは確かなのですが、あまり冷やしすぎ
ないようにしましょう。
涼しい場所で身体を冷やし、適切な水分補給が出来れば、
熱中症はしばらく安静にしていると症状が治まってきます。
ただし嘔吐がある場合は自力での水分補給が出来ず点滴等の
処置が必要になるため、すぐに医療機関を受診してください。
また、しっかりと受け答えが出来ない場合は、意識障害が起きている
危険な状態です。この場合もすぐに医療機関へ搬送するか、救急車を
呼ぶようにしましょう。
参考ページ:「救急車が到着するまでの熱中症の救急処置とは?」
お家にいても外出時でも熱中症にならないようにすることが大切です。
熱中症対策をしかっりとして元気に夏を乗り切って下さいね^^
スポンサードリンク