ヘアオイルは、髪内部の水分保持や毛先の潤いを長時間閉じ込めるサポートを
してくれますので、キューティクルが傷んでいる髪や、乾燥による毛先のパサつき、
髪のクセを抑えるのにとても役立つヘアケアアイテムの1つです。
最近では植物性原料のヘアオイル製品も増えてきており、頭皮環境を整える
作用があるものもたくさん発売されていますね。
植物性オイルで代表的なのは、有名な椿油やオリーブ油などです。
基本的に植物由来のオイルは、毛髪と地肌両方に対して優しくいたわる
設計のものが多く、安全性も高いです。
対して鉱物性オイルは、適度にシリコンが含有されているものが多く、
植物性オイルよりも髪の感触がサラサラに仕上がる効果があります。
ですから、自分の毛髪をどのような質感にしたいか?
どの髪の悩みをカバーしたいか?によって、使い分けていくのが良いでしょう。
ヘアケアに有効なオイルの使い方の基本は、量を節約する事は一切考えず、
きちんと1日適量分を使うことです。
中でもオイルの使い過ぎは、髪や頭皮がベタベタになるので要注意です。
髪の長さや量によって個人差はありますが、基本的に洗髪後のタオルドライした
髪の毛先を中心に3プッシュ程度の量を揉み込むのが丁度良い量です。
オイルを付け終わった後にドライヤーで髪を乾かしていく流れになりますが、
実はオイルはドライヤーの熱風の刺激をガードしながら保湿効果を高める
役割もあります。
もしヘアオイルで集中パックしたい場合は、完全に乾いた髪と頭皮全体に
塗布するのが鉄則で、その後タオルで髪を覆います。
そのまま20分程度置いたら、今度はゆっくり頭皮マッサージで
毛穴の汚れを浮かしていきましょう。
それからシャンプーで洗髪していくと、毛髪内部と頭皮の毛穴汚れが
綺麗にデドックスされ、髪の毛もふんわりしますよ。
このように毎日のヘアケアにオイルでのトリートメントを加える事で、
使い方によっては髪本体だけでなく、頭皮も健康にそして綺麗になるので
1本は持っておくといいですね。