最近は電子レンジで作る料理のレシピも多く、電子レンジで調理できる
シリコンスチーマーなどの調理器具などが流行っていますね。
電子レンジからは電磁波が発生しているから、食材をレンジで加熱するのは
あまりおすすめできないというような話を聞くことがあります。
でも、電子レンジって時短料理には欠かせませんし、作り置きのおかずを
温めたり、お弁当をチンしたりとなかなか使わないわけにもいきません。
レンジで加熱することで栄養素はどの程度壊されてしまうものなのでしょうか。
電子レンジでの加熱は、ゆでることで流れ出てしまう水溶性の栄養素を
そのままキープさせることができると言われています。
例えば代表的なもので言えば、ブロッコリーやほうれんそうのビタミンCです。
お鍋でやわらかくゆでていると、ビタミンCが出ていってしまうのですが、
これがレンジで蒸すと流れ出ません。
なのでビタミンCをしっかりと摂取したい場合はレンジでの加熱が有効だと言えます。
しかし、牛乳を加熱する場合にはレンジではなくお鍋に入れて加熱したほうが
良いと言われています。
カルシウム量が変化してしまうというケースもあるとされていました。
他にも、酵素が破壊されるというデータもあります。
便利でなくてはならない電子レンジなのですが、そればかりに頼ってしまうと
せっかく摂取しているつもりの栄養素が摂取できていないというケースもあるようです。
上手に利用して、効果的に栄養を摂取するためにもネットの情報も参考にして
電子レンジでの栄養成分の変化について頭に入れておくと良いのではないかと思います。