お歳暮を上司に贈るときのマナー!送り状は何を書けばいいの?

お歳暮 上司

社会人になると色々なマナーやしきたりに敏感になりますよね。

一年間お世話になった相手に贈るお歳暮
例えば親族、知人、恩師、そして「上司」・・・

そこでこれまでまったく関係のなかった「お歳暮」に
頭を悩ませている社会人1年生も多いのではないでしょうか?

上司にお歳暮を準備していないと、こいつは礼儀を分かっていないな!
なんて目をつけられてしまうのでしょうか?

でも上司っていっても社会人1年生の周りは上司ばっかりですよね^^;
いったいどの役職の上司まで贈る必要があるのでしょうか?

今回はお歳暮を上司に贈る時のマナーについて解説します!

お歳暮を上司に贈るときの気をつけるべきマナーとは?

一番に気をつけるべきお歳暮マナーは「お歳暮を贈ってもいいかどうか」です。

いやいや、お歳暮って上司に贈るべき物ということで
この話がスタートしているんでしょ?

と思うかもしれませんが、実はこれは大事なポイントなのです。
というのも、最近は「虚礼廃止」を掲げている企業が増えているのです。

これは形式だけのやり取り・贈答品の受け渡し、例えば年賀状や
お中元・お歳暮は一切しないことにしましょう、と決めていることです。

形だけの習慣で煩わされるなら、もっと業務に集中しましょうってことですね。
贈答品って何かと不正も招きますしね・・・。

これが社則にあるならしめたものですね^^
もうお歳暮のことは心配いりません!!

逆に贈る方が目を付けられてしまうので社則で決められていないか、
もしくは社風でお歳暮のやり取りをしないことが暗黙のルールに
なっていないかまずはリサーチです。
 

でも、贈っている人もいるみたい・・・となったら
どの上司に贈ればいいのでしょうか?

社長?部長?課長?係長?もうわかんないから
「長」がつく人全員に贈っちゃう!!・・・と言うのはやめましょう^^;

お歳暮は一度贈ると途中でやめることができません。

感謝を表すお歳暮を突然贈らなくなったら、今年はあんまり
感謝することありません~って言っているようなものです。

気軽に大勢に贈ると毎年大変になりますよ^^;

一年の感謝ということなので、直接仕事で関係している直属の上司に
贈るのがいいでしょう。もちろん社風によって合わせてくださいね。
 

しかし上司へのお歳暮ってことは奮発した方が良いんでしょうか?

これも注意が必要です。

お歳暮は前年より明らかに安いものを贈るのはマナー違反です。
最初に奮発すると後々自分の首を締めることになりますよ~

部下からの物であれば懐具合も上司は分かっているので無理しなくてOKです。
5,000円前後が相場です。品物は「無くなるもの」つまり食べ物や飲み物など
にしましょう。

渡すときは業務に差し支えのないよう、12月初旬から20日くらいまでには
渡すようにしましょう。

お歳暮を上司に贈る場合の送り状はなんて書けばいい?例文をご紹介!

郵送する場合、突然送りつけるよりも事前に送り状を届けるのがマナーです。

最近は送り状を省くことも多いですが
上司であれば失礼がないようにしたいですよね。

でも送り状っていったい何を書けばいいのでしょうか?

ポイントは4つです。

・時候の挨拶
・日ごろの感謝
・お歳暮を贈ることについて
・相手の健康を気遣う言葉

送り状なのでこみいった手紙にする必要はありません。
この4つを含めれば充分です!

例えばこんな感じでしょうか?

お歳暮を上司に贈る時の「送り状の例文」
拝啓

年の瀬が迫り、ご多忙の日々をお過ごしのことと存じます。
本年も公私にわたり大変お世話になりました。

日頃の温かいご指導感謝しております。

その感謝の気持ちを込めまして先日、別便にて
心ばかりの品を贈らせていただきました。

お気に召して頂ければと存じます。

今後とも変わらぬご指導とおつきあいの程を、よろしくお願い致します。

敬具

これはあくまで例文です。例文丸々移して、それが本人に知られるほど
恐ろしいことはありません・・・。

ステップに沿って気持ちのこもった送り状を書いてくださいね。