ここ何年かで日本でもすっかり定着してきたhalloween(ハロウィン)ですが
数年前までは、ほとんど目立たないイベントでしたよね。
ハロウィンと言えば・・・仮装、カボチャ、お化け、それから・・・
「ハロウィンってなんの日なの？？」なんて人もまだまだ多いのでは？
そもそもなぜ仮装をしたり、お菓子を配ったりするのでしょう。
ハロウィンってどんな意味や由来があるのか？
そんな疑問を解消しましょう。
ハロウィンの意味って何なの？どんな由来があるの？
ハロウィンってなんとなくアメリカの行事なのかな～
というイメージがありますよね。
ハロウィンにはどのような意味や由来があるのでしょうか？
実はハロウィンの由来をさかのぼると古代ケルト人、つまりヨーロッパから
発祥した“ 秋の収穫を祝い悪霊を追い出す ”という行事だったのです。
ではなぜ10月31日なのでしょうか？
古代ケルト人の１年は10月31日が終わりでした。
今でいう大晦日にあたる年末が10月31日だったんですね！
１年が過ぎるのが早かったえしょうね～
そして10月31日は夏の終わりも意味し、これから寒くて厳しい冬が
始まるという特別な日でした。
そしてこの日は悪魔や悪霊がいる霊界の門が開いて、霊界とこの世の
行き来が自由になると信じられていたようです。
そう考えると、すっごく怖い日ですよね！
悪霊だけでなく亡くなった家族の霊も訪ねてくるとされていたようです。
悪霊や家族の霊やらなんだかややこしい日ですね^^;
それで悪い霊に悪さをされないようにと10月31日には
魔除けのお祭りがされるようになったのです。
これがハロウィンの意味と由来というわけですね。
時は過ぎていき・・・アメリカ大陸が発見され多くの人が移住した際に、
この習慣も伝わっていきました。
19世紀にはアメリカの祝祭日にハロウィンがのるようになり、
20世紀にはすっかり定着したようです。
しかしその頃には最初の宗教的な意味合いはあまり意識されずに、
単なる「行事」として広まっていきました。
世界各国でアメリカ人が活動するようになったのと同時に
このアメリカ風のハロウィンも世界に知られるようになったのです。
そのため現在ハロウィンは「仮装してお菓子をもらう日」として
知られているんですね。
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ハロウィンではなぜ仮装をするの？
ハロウィンといえば仮装する日というイメージが定着していますが
一体なぜ仮装するようになったのでしょうか？
日本でハロウィンの仮装というと、キャラクターや有名人・ナースや
警察官など制服のある職業などの仮装をよく見かけますよね。
でも海外の仮装はもっと怖～い、本格的なドラキュラとか
ガイコツ・魔女などのホラー系の仮装が多く見られます。
これは古代ケルト人が10月31日にお祭りをする際、悪魔や悪霊達がきても
「私たちは仲間ですよ～」とアピールするために悪霊を模した格好をしていた
ことを由来としているからなんです。
そうしないと悪霊達に魂を取られてしまう！と信じられていたようです。
現代では「きゃー、かわいい！！」なんてお祭り気分で仮装をしますが、
もともとはかなり真剣なものだったんですね^^;
こうなると仮装の具合もかなり真剣勝負。元のケルト人の仮装の絵を見ると
結構リアルに怖かったりします・・・^^；
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ハロウィンはなぜお菓子を子供にあげるの？
そしてハロウィンといえば子供にお菓子を配りますよね。
「Trick or Treat!(トリック オア トリート)」
ハロウィンではなぜお菓子をあげるのでしょうか？
その理由は悪魔や悪霊などの魔物たちをなだめるためなのです。
「トリック オア トリート」＝「お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ！」
という言葉の通り、魔物たちに機嫌良く帰ってもらうためにお菓子をあげます。
悪霊達の“いたずら”って怖いですけどね・・・
そして「Trick or Treat」は「souling(ソウリング)」と呼ばれる
ヨーロッパの習慣から来ているようです。
ソウリング？？聞いたことないワードですよね。
これはキリスト教の「死者の日」に、亡くなった人を天国に導く祈りを
する代わりに「Soul Cake(ソウルケーキ)」というお菓子をもらうために
クリスチャンが村中の家を歩き回ったという習慣です。
また子供達が仮面を付けて食べ物を乞うこともあったようです。
このあたりの習慣が融合して、「トリック オア トリート」の形ができて
こうして、私たちが知っているハロウィンができあがったというわけです。
日本では“ ハロウィン＝仮装の日 ”というのがメインとなっている
イベントとしてしか知られていないかもしれませんが、ハロウィンには
このようにちゃんとした由来や意味があったのですね。
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