お盆の精霊馬ってどんな意味があるの?作り方と処分方法

お盆のときに野菜で作った人形をよく見ますよね。
ナスやキュウリに足をつけてつくった牛や馬のことです。

あれってなんていうか知っていますか?

「精霊馬(しょうりょううま)」というお盆飾りの1つです。

ただ可愛いから飾るのではなく、ちゃんとした意味があるものなのです。

お盆に精霊馬を飾るのはどうしてなのか気になりませんか?

また、作り方やお盆が終わった後の処分方法なども合わせて
ご紹介しますので参考にしてみて下さいね。
 

お盆に飾る精霊馬の意味とは?

盆飾りの1つである“精霊馬”はご先祖様の乗り物といわれ、
精霊を送り迎えするものです。

昔は乗り物と言えば馬か牛でしたので、先祖の霊がこの世とあの世の
行き帰りに使うための乗り物を用意するという意味があります。

では、なぜ馬と牛の2種類があるのでしょうか?

馬は足が速いので、先祖に早く帰ってきてもらえるようにと馬を用意します。

牛はゆっくり歩くので、まだまだいて欲しいという気持ちを表すために
足の遅い牛を用意します。また帰りはお供え物を持って帰ってもらうので、
荷物がたくさんひける牛にします。

ちゃんと使い分けてもらうんですね^^

ただこれは主に東北、関東などの習慣のようです。

一般的には馬に乗ってきてもらい、牛で帰ってもらうとされていますが、
地域によってはこの馬と牛の意味が逆なのです。

どういうことなのでしょうか?

地域によっては、行きはゆったりと牛で来ていただき、
帰りは馬で早く帰ってもらうという意味合いがあるのです。

先祖といえど霊なのであまり長くいられるのも怖い・・・?!
ということなんでしょうか^^;

興味深いことに、馬と牛を作るのはどの地域も同じなのですが
飾る時期も地域によって少し異なるのです。

中部から以北の地域では、精霊馬を飾るのは16日、つまり送り盆に飾ります。
これらの地域では精霊馬は先祖を送るための乗り物として用意するということ
ですね。

関東では13日、つまり迎え盆に飾ります。
こちらに来てもらう時に使うためのものとなります。

同じ“精霊馬”でも地域が違うと、意味や飾る時期などが
こんなにも違ってくるのですね。
 

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お盆飾りに欠かせない精霊馬の作り方

盆飾りによく見る精霊馬の作り方は、簡単なものから凝ったものまで
たくさんありますが、ここでは手軽にできる作り方を紹介しますね。

では、精霊馬を実際に作ってみましょう!

精霊馬の作り方
①まずナスとキュウリを用意します。
 キュウリは沿っているものの方が、馬が頭を上げているように見えて
 雰囲気が出ますよ。

②足の部分は野菜の大きさに合わせて、割り箸か爪楊枝を用意します。
 ナスであれば割り箸でもいけますが、キュウリは大きいものでなければ
 爪楊枝の方が良いかもしれませんね。

③割り箸であれは足の長さにちょうどいいように切って4つにします。
 少し刺しやすいようにカッターなどで片端を斜めに切りこんでおきましょう。

④あとは足のように刺すだけです!

一見簡単なのですが、ちゃんと立つようにバランス良く
足を付けるのがポイントですね!

最近は変わり種の精霊馬を作る方も多いようで、
年配の方にはびっくりの精霊馬もたくさんあります。

切り込みを入れて模様を作ったり、バイクのようにしたりまさに現代風です。

ただ単に面白いからという理由だけでそのような精霊馬を作ると
人によっては「そんなのけしからん!!」と思われるかもしれません。

でもそうではなく、ちゃんと故人の好きだったものや思い出などを
精霊馬を使って形作るのであれば、そういう形の物も供養になりますよね。

人それぞれだと思いますので、是非今年のお盆はお子さんと一緒に
大好きだったお祖父ちゃんやお祖母ちゃんの為に、楽しく可愛い
精霊馬を手作りしてみてはどうでしょうか?
 

お盆で飾った精霊馬の処分方法はどうするの?

せっかく作った精霊馬、お盆が終わった後はもう必要ないですが
いったいどうやって処分するのでしょうか?

昔は川に流したりしていたようですが、今はそのようなことはできませんよね。

使い終わった精霊馬を処分する方法ですが、お塩をかけて清めてから、
半紙などの白い紙に包んで処分するようにしましょう。

お家に庭などがあれば、土に埋めることが出来ますね。

精霊馬は先祖が乗るために用意したものなので、全く何もせずに
そのままポイっと捨てるのはとても失礼にあたるようですね。

また、塩で清めたなら「御下がり」として他の供え物と同様に
食べても問題ありません。

ただ夏場に何日か外に置いておいたものですので、衛生的な面で
食べるのは控えた方がいいかもしれません。

そのあたりは個々のお腹と相談して自己判断でお願いしますね。
 

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