スナップエンドウの栄養素は?下処理の仕方と基本の調理法

スナップエンドウの栄養素

スナップエンドウに含まれている栄養素は?

スナップエンドウは、ビタミンCやカロテン、カルシウムなどを多く含んでいます。
ビタミンCと言えば、シミやそばかすを予防するのにも役立ち
美白効果やアンチエイジング作用があることで有名ですね。

他にもビタミンCは免疫力を高めるので、風邪の予防など
体の抵抗力を付けてくれるのにも役立っている栄養素です。

スナップエンドウ

カルシウムは骨の成長に欠かせない栄養素なので、育ち盛りのお子様や
骨がもろくなってくる閉経後の女性や高齢者の方には積極的に摂取して
いただきたい栄養素です。

カロリーは100gあたり43キロカロリーなので、野菜の中では少し高めかな?
という気がします。甘くて食べやすい野菜なので、このくらいカロリーが
あるのもなんとなく分かる気もしますね。

甘いのでお子様にも人気のある野菜なので、お料理にも積極的に取り入れて
スナップエンドウに含まれている栄養素をどんどん取り入れたいですね。

スナップエンドウのビタミンCをなるべく減らさずに食べるためには、
さっと茹でるということがポイントです。
カロテンは油との摂取で吸収率がUPしますから炒め物にすると効率よく
栄養素を吸収することができますよ。

スナップエンドウを上手に下処理する方法

スナップえんどうを美味しく食べる為には下ごしらえはとても大切になってきます。

スナップエンドウの下処理は、ヘタをとって筋を取り除くということになりますが、
なかなかキレイにできないという人もいるのではないでしょうか?

筋が上手に取れていると、食感がより良くなりますので、面倒ですが
頑張って下処理してくださいね。

まずスナップエンドウはヘタを取る前に軽く水で洗って
傷や汚れが気になる部分は取り除いておきましょう。

スナップエンドウの筋は腹と背とどちら側を取り除けばいいのか?
とお悩みの方も多いですが、筋は両側を取りましょう。

筋を取り除くポイントとしては、ヘタを少しだけ折って、そのまま下方向へ
そっと引っ張るようにすれば自然に筋がついてきてくれます。

包丁でヘタの部分を切るようにしながら引っ張ってもカンタンに筋が取れますし
ヘタの部分に爪楊枝をプスッと刺してから上に引っ張れば、筋が上に持ち上げられて
簡単に筋を取ることができますよ。

スナップえんどうの筋の取り方

スナップエンドウを美味しく調理するには?

調理の前の下茹では、塩をひとつまみ入れた沸騰したお湯の中に
スナップえんどうを入れておよそ2分~3分ゆで、ざるにあげて流水にさらします。

長時間さらすと栄養分も出てしまいますので注意してください。

ゆですぎると柔らかくなりすぎて、中の豆が出てくることがあります。
逆に硬すぎるとあまりおいしくありません。それぞれ好みもあると思いますが、
だいたい2分半くらいを目安にすると良いでしょう。

炒め物にする場合や煮物に入れる場合は下茹での必要がないので、
そのままお鍋やフライパンに入れます。

煮物の場合は、スナップえんどうの食感を活かすために、最後に加えます。
煮込みすぎるときれいな緑色がくすんでしまいますのでもったいないので
煮物の際は、必ず最後に加え料理に彩りを添えてください。

旬のスナップエンドウの下処理と基本の調理法をご紹介しました。
栄養素も豊富なのでぜひ色々な料理に使ってみて下さいね。